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『私さ、この世界の人間じゃないんだ』
ポツリポツリとAは話出した
記憶を辿るように
『ここに来る前は鬼を狩ってたんだけど、ある日、師範や鬼殺隊の皆と鬼無辻無惨と戦ってる時に飛ばされちゃったみたいで…』
何を言っているのか、サッパリわからなかった
鬼狩りだ、飛ばされた、初めて聞く言葉ばっかりである
『気付いたら戦場のど真ん中にいてさ、びっくりしちゃったよ。幸い、日輪刀はあったからさ』
Aはそっと刀に触れた
「戻りたいとか思わねーのか?」
『…最初はすごい思ってたよ。師範や鬼殺隊の皆が恋しくて仕方なかった』
よく泣いてたよと話す表情は今でも泣きそうであった
『でもさ、王騎様に拾われて色んな人に出会って、秦が大好きになった』
「……」
『だから必ず政を守り抜く』
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作者名:あーちゃん | 作成日時:2022年8月29日 8時