『一』 ページ33
よっぽど、ヤタガラスが持ってきた物に興味があったのか･･･
玄関のところで、みんなが待っていた
･･･寝グセがハンパないことに、なってる智くんも連れて
「ヤタガラス･･･見たかったな･･･」
目をこする智くん
「んで？その中身なんなの？」
カバンまで持って出勤しようとしている相葉くん
そこまで楽しみならば、開けましょうか？
ばあちゃんらしく･･･きれいに包まれたフロシキをていねいにほどくと
手紙と、箱が入ってあった
そこには、ばぁちゃんらしい達筆な字が書かれていた
なんか、きれい過ぎて逆に読みづらい･･･
苦労しながらも読み上げる
「翔へ
ばぁちゃんの占いで、不思議なものが出たのでハガキを書きました
どうやら、あなたはつい先週ぐらいに幸運な出会いがあったようです」
きっと、この出会いは･･･和や潤、智くん、相葉くんのことだろう
手紙から顔を上げると潤が笑っていた
なんとなく、恥ずかしくなってもう一度手紙に目を移す
「しかし、残念なことに大変なことをこれから経験するようです
あと、島に伝わる鏡をあなたに渡せという予言も見えました
もし、島に来るときは持って来てね
櫻井 弥生(やよい)」
島に伝わる鏡？そんなものなんかあったんだ
そんなことを考えながら箱を開けようとすると･･･
智くんに手をつかまれた
「ちょっと待って･･･櫻井 弥生っていった？」
言ったけれど･･･？それが何か？
すると、智くんは興奮気味で言った
「翔くんのおばあちゃんすごい人だよ！
『ヒミコ』って言われた占い師だよ」
潤も驚いていたことを見ると･･･
かなり、有名だったんだろうか？
･･･でも、俺はそんなこと全然知らなかった
ばぁちゃんは占いは趣味としか言ってなかったし･･･
でも、小さい頃からばぁちゃんの占いは外れたことがなかったような気がする
どうせだったら、教えてくれればよかったのに･･･
ばぁちゃんの意外な経歴が知れたところで
箱を開けると･･･
そこには、クッション材しか入っていなかった
鏡は！？
ばぁちゃんは、今年１０９歳を迎えたが、
せっかちなのでよく、荷物が入ってないことがある
今回もまたそれかよ･･･
ちょっとは直して欲しいところだな
あきれていると･･･
「クッション材の上に何か硬いものがありますよ？」
和が何かをこすっている
真似をするようにさわると、何か冷たいものに触れた
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あずりん(プロフ) - Love . Percation さん» コメントありがとうございます！本当に夢には感謝しなければならないなと思っています（笑これからもか頑張りますのでどうか、宜しくお願いします (2015年8月12日 16時) (
レス) id: d526ecde0e (このIDを非表示/違反報告)
Love . Percation - とっても面白かったです！！この物語を作るきっかけが、作者さん自身が見た夢がもとになっているのは驚きでした。これからも、面白い探偵物語を作り続けてください！応援します！ (2015年8月12日 15時) (レス) id: e5dd923c7d (このIDを非表示/違反報告)
あずりん(プロフ) - サラさん» コメントありがとうございます！はじめまして。続き頑張って妄想します！ (2015年8月2日 17時) (レス) id: d526ecde0e (このIDを非表示/違反報告)
サラ - はじめまして
面白いです
続き楽しみです
(2015年8月2日 16時) (携帯から) (レス) id: c591997bc3 (このIDを非表示/違反報告)
あずりん(プロフ) - ちー(｡･ω･｡)さん» コメントありがとうございます！更新頑張ります (2015年7月20日 19時) (レス) id: d526ecde0e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：亜嵐 x他1人 | 作成日時：2015年6月28日 13時
