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助手 ページ7

─────


ここ、どこだろう。
霧がすごいな…周りがよく見えない。

ん?あれ、あそこに見える影って…


A「お父さん…!!!」


父「…」


…なんで?あれは、お父さんじゃないの?
お願い、返事をしてよ。やっと会えたのに。

そんなことを思ってた時だった。
私の父だと思われる男性が静かに口を開く。


父「お母さんを、支えてやってくれ。」


涙を堪えたような顔で私に訴えてきた。
その言葉だけ残すとお父さんは白い霧の中へと消えていった。


─────


効果音が付きそうほど勢いよく顔を上げる。
その時、頭が鉄バットで殴られたような衝撃が走った。思わずもう一度倒れるように横になる。

若干、涙で視界が歪んで見えるのはこの衝撃のせいか、それとも…夢のせいか。

とにかく私は思い出せる限り、状況を思い出そうとした。


銃声がなり音の方へ近づくと、謎の男がいて…気に入られてしまい、謎の男の助手になり…。
その後は…


__変なオーラの漂う男に遭遇した。


そこから私の意識は途切れてしまった。


A「まって、ここどこ?」


???「おや、気づきましたか?よく眠っていましたねえ。」


例の男は読んでいた本をパタンと閉じるとニヤニヤとした表情でこちらへ近づいてきた。
…うん、誰?!

怖いんですけど。てか超暖かそうな格好してる。


???「最初は静かに寝ていましたが…途中からいびきが煩くてあまり本に集中できませんでした。」


A「えっ、それは流石にスンマセン。」


え、いびきかいてたの?私。
じゃあ自分のいびきで起きたってこと?
あ〜だから最近目覚まし時計セットしなくても起きれるのか〜。恥ず。

すると、

???「自己紹介が遅れましたね。僕の名前は【フョードル・ドストエフスキー】です。好きに呼んでください。」


ながっ。めちゃめちゃ外国人。


A「はい、えーとフョードルって呼びますね…」


フョードル「では僕はAさんと呼ばせていただきます。」


A「あ、了解で…」


え、なんで名前知ってんの。てかなんで私こんなに馴れ馴れしく喋れてんの?!
待って今更すぎるけどこれって誘拐だよね。

誘拐犯を呼び捨てで呼んでる私すげえ。
…自惚れしすぎた

そんなことを呑気に考えていると、謎の誘拐犯_フョードルは何かを思い出したようにこちらを見る。


フョードル「そうでした。ゴーゴリさんが貴方を呼んでいますよ。《助手》でしたっけ?僕の雑用も頼みますよ。」


…あの、どこからツッこんでいいのか分からないんですけど。

仕事→←喋っちゃいけない人



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設定タグ:文豪ストレイドッグス , ニコライ , フョードル   
作品ジャンル:ラブコメ
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琥珀糖(プロフ) - A . # 低 浮さん» コメントありがとうございます🎶盛大に誤字っていました…。教えてくださりありがとうございます🙇‍♀️ゴゴリの嫉妬ぶりをお楽しみに…👍🏻 (1月18日 20時) (レス) id: 68f7d28e07 (このIDを非表示/違反報告)
A . # 低 浮 - 初コメ失礼します‼️ゴゴリの嫉妬尊いです😇僕の勘違いでなければ『拒否権』が『距離権』になってます🥲 これからも応援してます🎌 (1月18日 14時) (レス) @page11 id: cb70355ce3 (このIDを非表示/違反報告)
琥珀糖(プロフ) - 朝比奈さん» わー😭そう言っていただけて光栄です😿🎶これからも更新頑張りますのでぜひ応援よろしくお願いします...♪*゚ (1月18日 6時) (レス) @page11 id: 68f7d28e07 (このIDを非表示/違反報告)
朝比奈 - 琥珀糖さんの作品は全部神作品なので大好きです💓いつも更新楽しみにしています!ニコライの嫉妬ぶりが最高すぎます!これからも応援しています✨ (1月17日 21時) (レス) @page11 id: d5b5dedfcf (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:琥珀糖 | 作成日時:2024年1月14日 20時

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