♪新入部員は超美声のベーシスト♪

春　軽音部 ページ2

今日は高校の入学式。


本当はもっとレベル高い高校を薦められたし、私ももっと上のとこに行きたかったけれど、上の学校には軽音部がなかった。


たったそれだけの理由で入った高校だけど、悔いなくすごしたいな…。


私は期待に胸を弾ませながら指定された教室へと向かった。


〜1年２組教室〜


奏：ここか…


教室の中には何人か生徒がいて友達同士でふざけてたり、読書をしていたり…。


私は黒板に貼ってある座席表を見て席に着いた。


バッグから1冊のノートを取り出し、それを読み始めた。


このノートはベースについて書かれている。


すべて私が書いた。


暫くして生徒も揃い、先生がやってきた。


先生：新入生の皆さん、ご入学おめでとうございます
　 私はこの1年2組の担任の加藤です
　 宜しくお願いします＾＾


〜休み時間〜


この休み時間が終わったら放送で呼ばれたクラスから講堂に行って入学式か…。


この時間しかないよね…。


奏：あの、加藤先生


加藤：あ、えっとたしか…


奏：蒼衣奏です。軽音部はいつもどこで活動しているんですか？


加藤：たしか…4階の音楽室だったかな


たしか…って確信はないのかw


奏：あ、ありがとうございます！


入学式も終わり、外では先輩たちが新入部員の勧誘をしている。


今じゃ軽音部もあそこにいるのかな…？


でも一応音楽室に行く事にした。


〜音楽室〜


むぎ：はい、梓ちゃんミルクティー


梓：ありがとうございます＾＾あの、軽音部は新入部員の勧誘はしないんですか？


唯：はうっ！忘れてた！


澪：そうだな…やっぱチラシを作って配るか…？


律：そうだなー…。勝手に来てくれたらいいのにー


澪：そんなんで来るわけないだろ


-コンコン-


唯：はーい、どうぞー


あ、いた。


奏：あの、私1年2組の蒼衣奏といいます。軽音部、入部希望です！


律：本当にきた…


というか部員少ない…w


そしてこのティーセットは何…!?

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