首領補佐ちゃんは出会う

16話 ページ20

コナン視点

強盗にあったあと、俺は皆に強盗の事を話しながらケーキ店に来た

物凄い種類で、どれも凄く高い

その凄さに俺はちょっと引いたが、園子は好きなだけ食べていいって言ってるから、遠慮なく頂こう

蘭や園子が楽しくおしゃべりしながら食べているが、俺は一緒に来た灰原にさっきの強盗の事を話していた

灰｢へー、そんな凄い人なのね真琴さんって人｣

コ｢あぁ、多分凄いだけでは言い表せないな｣

灰｢それは是非とも会ってみたいわ｣

コ｢でも、少し怪しいんだよなぁ…｣

灰｢?!あなたが目をつける位なら相当なのね

どんな人なの？｣

コ｢考えがよめないし、冷たい

この間盗聴器を付けたけどすぐ見つかった

盗聴器って分かってな｣

灰｢相当な手慣れね

ま、どの位の危険な感じがするかは会ってみないと分からないわ

…っと、私紅茶持ってくる

あの二人にも声掛けてくるわ

工藤君は？｣

コ｢俺も行く｣

4人で紅茶を取りに行った時、ふと、視界の隅に見覚えのある人を見つけた

ーー真琴さんだ！

コ｢おい、灰原!

真琴さんがいた((ｺｿｯ｣

灰｢えっ、もう？

どの人??｣

コ｢ついてこいっ｣

俺は真琴さんの元に近寄る

コ｢あ、真琴さん！真琴さんが言ってたケーキの所ってここだったんだね！

灰原、この人が真琴さん｣

俺は灰原がどんな表情をしてるか見たら、顔面蒼白だった

コ｢?!!!｣

そこまで危ない人なのか?!!

コ｢おい、灰原

大丈夫か？!｣

灰｢工藤くん、この人はあの組織よりもっとやばいわ…｣

マジかよ…

そんな事をしていると、蘭と園子がきた

園子にこの人が誰か聞かれたため、さっきの人だと言ったら

園｢良かったら一緒に食べない？｣

何か探れるかも、この少女の事もと思い賛成した

真琴さんは凄く嫌そうな顔をしている

流石にそれは傷つく…

どうかと思うと女の子が

｢悪いけど、今は真琴とデェト中なの！｣

『そういう事なので、すみません』

断られた

園子は、だったら仕方が無いねぇーって言ってたけど、こっちもこっちで情報を掴めないことが残念だ

だが真琴さんと女の子のやり取りを見て、流石に邪魔をするのは…と思い、諦めた

灰原もやばいし

俺達は元の場所に戻った

それから1時間経った位に真琴さんと女の子がいた所を見たが、もう姿は無かった


…………
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迷い犬怪奇譚より

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