課題を終わらせるために冒険しました！【オリジナル】 (ページ7)

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第6話ページ7

「探検とかの前にお昼にするか～！腹が減っては戦はできぬ～だからね！あ、美夜はどうする？家に戻って食う？そういや今日姉ちゃんいたよね？」

ぐう～んと伸びをしながら言う。

「あぁ、姉貴ならいるよ。けど、まぁ、いつも不要不急の外出をしていたので久し振りに自粛をちゃんとしたいなと思ったのでここで食うわ。」

～♫～～♬

美夜がそう言い切ると美夜のスマホから着信音が鳴った。

「噂をすれば、姉貴だ。……もしもし？なに？」

『あ、今日昼飯外食がでいい？自粛期間中だけどw』

「不要不急の外出は控えてください(裏声)あと、今日は、賀屋ん家で食うわ。」

『まじで？いいなぁ私もそっち行っていい？』

「ん、ちょっと待って。……賀屋？姉貴がこっちで食いたいって。」

すると、賀屋はグッジョブをして、

「いいよ！！飯は沢山の人と買ったほうが美味しいからね！！！」

と、元気よく言った。

「だって、聞こえた？」

『うん。聞こえた。賀屋君はいつも元気だねー。私にもその元気を分けて欲しいわ～』

「ついでに女子力も貰えば？」

『あ''??なんか言ったか？』

「うわ、こっわ」

『んじゃ今から向かうから飯の準備よろしく～』

ブチッツーツー

「切れた。姉貴多分後10分ぐらいでくると思うから、ちゃっちゃか作りますか。」

そう言って美夜は腕まくりをする。

「なににする？オムライス？ラーメン？チキンライス？」

「オムライス。1週間昼ラーメンしてたから流石に飽きそう。」

「1週間昼ラーメンってなんか憧れるわ。」

「実際やってみると飽きるぞ。しかも全部同じ店で、同じ味だと。」

「そりゃ飽きるわな。味変えりゃあ良かったのに。」

「いやぁねぇ？全部姉貴の奢りだからさ、嫌がらせで毎回高いの選んでたんだよね。さしたら飽きた。」

優等生とはなんぞやと思った賀屋が「そうでっか。」と答えた。

_____
場所は変わり、台所。からの卵パックを持った賀屋と人参の皮を剥いている美夜が深刻そうな顔をしていた…

「………メイン無くして飯なし。」

「なにちょっと名言ぽく言ってんだよ。めちゃくちゃ迷言になってんぞ。」

「めいげんってさ感じで表されなきゃどっちかわからなくなるよね。」

「うん、そうだな。そうなんだが、一度現実を見ようか。」

「無理なことをおっしゃるぅ～～」

そんな会話をしていると、突然チャイム音が鳴る。