第10話 ページ11
パンッ！
「「「いただきます/いただきマッスル」」」
「姉貴…お前だけ時代遅れなの気づけよ」
「我時代遅れてないナリ」
「えっ」
「えー…」
「えっ？」
真屋の発言に賀屋が驚き、さらに美夜が呆れ、そして、自分の発言間違ってない、世界の真理だよね？とゆう意味の「えっ？」を言う真屋。
「いやなんでお前が驚くんだよ。」
「逆になんで2人が驚いてんの？」
「質問を質問で返すってこのことを指すんだね。」
「うん。ソウダネ。一つ頭が良くなったね。」
『こいつら会話する気あんのか？』
美夜はもうこいつらと会話しない。と心の中で決心した。
「そういえば、2人ともここで何してたの？学校の課題？」
「うん。そうだよー。俺ら2人とも課題終わってないから一緒にやってた。」
「え、美夜課題終わってないの？珍しー」
「いや、今回の課題は多分姉貴でもおわんないと思う。」
美夜は死んだ魚の目をし、賀屋は虚ろな目をして乾いた笑いをした。
「美夜が終わらないって言うほどの課題って何？興味そそるわ〜」
「国語の課題でさ、小説書けって言う課題が出たんだよ。それに今2人して詰んでた。」
「うわ、何その課題…国語の課題ってことは…恵吾兄さんじゃん…うわっあの人なら出しそー…2人とも詰んでたってことは物語とか設定とかまだ決まってないの？」
「うーん…決まったちゃ決まってるかな。」
「ふーん…何が決まったの？」
「今俺たちが会話した内容を全て小説に書くって言うことが決まった。まぁ、ノンフィクション小説かな。」
「へー美夜が考えたの？」
そう言って美夜の方を向くが、美夜は首を縦に振る。
「お、珍しく賀屋が考えた案なんだ。」
「そーだよー。この俺が、珍しく！いい案を出したんだよー。凄いでしょ。」
賀屋がドヤ顔をする。
『それ、自分で言ってて虚しくなんねぇのか？』
美夜はふとそう思ったが、会話をしないと決心したので本人にも言わなかった。
______
お久しぶりです！作者の月海です！
いやぁ…テスト期間凄かったですよー。てか、今現在1週間弱後数検なんですけどね…ハハ…
とゆう事なので、結構遅れてすみません！多分来年…とゆうか今年？受験生になってしまうのでもしかしたら月2.3話しか出せなくなるかもしれません！ほんと申し訳ないです…
ですが、最低限出来る時はこの話が終わるまで書き続けようと思ってますので、どうか最後まで読んで頂けると幸いです。
作者より
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作者名：月海 | 作成日時：2021年2月3日 17時
