一七八話 ページ42
入間がさっき何を考えていたのか話し始めた
入間「それにしてもAにはすぐ落ち込んでたの
バレちゃったな〜
僕、色んな師団が誘ってくれたけど
皆、指輪の魔力に期待してくれてるんだと思ってた
この魔力が借り物だと分かったら…
ガッカリされちゃうかも知れないなんて…」
入間がそう言った瞬間すぐ前の壁が
ドォンッ!!
と激しい音を鳴らし爆発した
入間「？！」
「？！なっなんだ？！」
俺はその爆発から入間を守ろうと
腕を入間の前に出そうとしたが
ガンッ！！と何かに腕がぶつかり阻まれた
何だと思って見てみると
俺の耳についていたイヤリングが光り
先ほど見たような透明な膜が
俺の体全てを包んでいた
嘘だろ…
そう思った瞬間シュンっブオォン！！
と俺をまたものすごい速さでどこかへ運び始めた
入間「え？！また？！A〜！！」
そう言う入間の後の煙が薄まった先に
何者かの影が見える
入間が危ない
俺はそいつを見て直感でそう思うほどに
ゾワゾワとした寒気が体を痺れた
「入間！！あ"ぁ"クソッ！！どうしてこんな時に！
お前何がしたいんだよ！！なぁ！
俺をビー玉ん中入れて弄んで楽しいか？！
出せ！！戻せ！！💢」
俺がそう叫んでも透明な壁は消えることはなく
どんどん入間から離れていく
その時、昔の記憶を思い出していたからか
ブチッっと堪忍袋の尾が切れた
「そうかそうか！《『幸与』の耳飾り》なんて
名ばかりだ！！
幸せなんて与えてくれないくせに！！
入間の危険が聞こえない耳なんていらない
今ここで、お前がついた耳なんて
ちぎってやることだってできるんだぞ！！💢」
俺はそう叫んでみみを思いっきりと引っ張った
「ウ"ッ」
俺の耳から一筋赤い液体が垂れ
その雫が膜へポツリと落ちた時
どこからか声が聞こえた
『はぁー…わかったわかった』
女性のような声色がそう
耳元で確かに聞こえたと思った瞬間
ゆっくりと俺を地面に下ろし
パァッと光って透明な膜は消えた
「マジなんなんだこのイヤリング…
入間のやつみたいに何か入ってんのか？！
それにしても…
最初の言葉がそれってめっちゃ腹立つ！！💢」
俺はそう言いながらも
自分が出させる猛スピードで
走って入間の所まで急いだ
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ただい魔戻りました！男主くんのものです！ - 架印�靴気�» いえいえ！💦自分が濁点の違いがわからなくて！ご指摘ありがとうございます！！😭 (2022年9月18日 13時) (
レス) id: 937d2609ba (このIDを非表示/違反報告)
架印��(プロフ) - 度々すみません。一六二話の冒頭辺り、師団の読みも「バトラ」が正しいのですが、「パトラ」になっております。 (2022年9月18日 9時) (レス) @page26 id: 66584f35d4 (このIDを非表示/違反報告)
ただい魔戻りました！男主くんのものです！ - 架印�靴気�» すみません💦ありがとうございます！主目が悪すぎるのかペとべの見分けがつかない現象に陥ってしまっていて気づきませんでした！！ちょっと眼鏡の度変えてきますね (2022年9月17日 19時) (レス) id: 937d2609ba (このIDを非表示/違反報告)
架印��(プロフ) - 位階(ランク)２は、ペトではなく、ベトですよ。 (2022年9月17日 6時) (レス) @page25 id: 66584f35d4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夢鬼 | 作成日時：2022年8月18日 21時
