一六六話 ページ30
俺は最悪な状況を思い浮かべてしまい
顔が青くなる
もし、アメリ生徒会長が入間が近づきやすいように
その情報を隠してたんだとしたら
アメリ生徒会長は入間が人間だと
気づいていて、日々観察してるのかもしれない
オジイチャンの孫っていうことになってるから
下手に動けないだけで
喰いどきを狙ってるんじゃ…
俺がそんなことをグルグルと考えていると
いつのまにかアズの炎の囲いは消えていて
前からカッカッという音がして
顔を上げるとアメリ生徒会長が俺たちの目の前に
歩いてきていた
そして目の前で何かを思案しているように
入間を数秒見つめ始めた
何をそんなに考えてるんだ？
「アメリ生徒会長、どうしたんですか？」
俺がそうアメリ生徒会長に言うと
ハッとしたようにアメリ生徒会長はどこからか
チラシを2枚取り出し、俺と入間の前に差し出した
アメリ「あーせっ生徒会も師団だからな！
新人を募集している！
ぜっ前回の昇級試験は見事であったし！
伸び代があると判断したのだ！
もっもっと頻繁に会って読書を
したいとかでは断じてないぞ！」
と前の時とは雰囲気が違い
どこか恥ずかしそうに顔お赤らめ体も声もぎこちない
もっと頻繁に会う機会を作る？！
それに今のどもり方、絶対何か隠してる
やっぱり何か怪しい…
「なぜ俺にも？入間は分かりますけど
俺は試験に負けて読書もご一緒してない
そんな貴方と接点がが無い俺を、なぜ？」
アメリ「？なぜ…？」
だってこんな何も無い俺も誘うなんて
近くの奴から排除しようとしてるとしか…
俺がそういうとアメリ生徒会長は
少しうーんと考えたあお
おどおどとしたさっきまでの態度が一変し
キラキラとした目を俺に向けてこう言った
アメリ「Aは読書はできるか？」
「え？」
俺はその問いから
漫画の朗読のことだと悟る
「入間が読めるものは大抵読めますよ」
入間「そっ、それって…」
俺がそう言うとアメリ生徒会長はフッと笑い
俺にこう言った
アメリ「ならば、次の読書にはお前も来い
接点が無いなら作るまでだ！
お前の求めている答えも
その時間の中にあるだろうし！
それに、私は今は見回り中だ
ゆっくり語れる時に語るのがいいだろう！
では、私はこれで
いっいつでも見学に来るがよい！」
入間＋俺「「あっ」」
アメリ生徒会長はそう言うとくるっと
踵を返しすぐさま立ち去って行った
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 139人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ただい魔戻りました！男主くんのものです！ - 架印�靴気�» いえいえ！💦自分が濁点の違いがわからなくて！ご指摘ありがとうございます！！😭 (2022年9月18日 13時) (
レス) id: 937d2609ba (このIDを非表示/違反報告)
架印��(プロフ) - 度々すみません。一六二話の冒頭辺り、師団の読みも「バトラ」が正しいのですが、「パトラ」になっております。 (2022年9月18日 9時) (レス) @page26 id: 66584f35d4 (このIDを非表示/違反報告)
ただい魔戻りました！男主くんのものです！ - 架印�靴気�» すみません💦ありがとうございます！主目が悪すぎるのかペとべの見分けがつかない現象に陥ってしまっていて気づきませんでした！！ちょっと眼鏡の度変えてきますね (2022年9月17日 19時) (レス) id: 937d2609ba (このIDを非表示/違反報告)
架印��(プロフ) - 位階(ランク)２は、ペトではなく、ベトですよ。 (2022年9月17日 6時) (レス) @page25 id: 66584f35d4 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：夢鬼 | 作成日時：2022年8月18日 21時
