一六三話 ページ27
入間「うん、見てみたいな師団！」
入間のその顔と言葉に俺も促されるように
「俺も、週に3日休めるところなら
考えてみたいな…」
と答える、週に3日はバラム先生との
特訓と検査があるからな
それに運動系の師団があれば
ランクも昇級できて、基礎体力も上げられて
一石二鳥だ
と俺がサッカー系の部活を思い描きながら言うと
クララはワーイと大きく両手を上げて喜び
アズは礼儀正しく胸に手を当てお辞儀をし
こう言った
アス「承知しました、そうと決まれば…
こちらへ」
とアズはクララから
ふわふわの座布団を2枚もらってきて
それを学食堂の長テーブルの上に置き
俺と入間を座らせた
入間＋俺「「？」！」
どっ…どうして？？
俺の頭の中にはシンプルな疑問がよぎる
入間「あの…これは…机乗ったらだめだよ…💦」
「そこ？」
入間の混乱が見て取れて
俺にも伝染し反射的にツッコんでしまう
俺たちが全く状態を読み取れていない中
アズは笑顔で机の上の俺たちを見上げ
アス「やはり食堂へお連れして正解でした！
ここからなら入り口がよく見えますし！」
とアズは入り口と呼ばれた
大きな扉を見つめた
そのアズの目線を辿って扉を見た瞬間
ドドドドドドドドッ
っと地面が跳ねるほどの振動と
強烈な音がその扉の奥からどんどん威力を増し
向かってきた
俺の背中にサァーッと嫌な予感がして寒気が襲う
入間「ッ？！なっ…」
アス「きましたね」
「アッアズ！！これは何だ！！
何がきてるんだ！？」
俺は扉から入間が見えないように
自分の身を移動させ身構える
そして、アズにまだ知らない
これから起こることを問いただした
するとアズはまたチラシを取り出し説明してくれた
『10』
アス「師団はより高くランクを上げるため
有能な新人を欲しがります
『9』
故に新入生のランクが安定した今
『8』
『7』
解禁されるのです」
『6』
『5』
入間＋俺「「なっ何が…」」
俺たちは息を飲み込みそうアズに聞いた
どこからか不穏なカウントダウンが聞こえる
俺達の心拍数も進むごとに上がっていく
『4』
『3』
アス「師団所属の上級生による…」
『2』
『1』
ドォアアア!!!！！！
その時バンッ!!と言う大きな音と共に
勢いよく大きく重いはずの扉が解き放たれ
何百と言う悪魔が荒れ狂う津波のように
流れ込んできた
アス「一年争奪戦(ルーキーハント)です」
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ただい魔戻りました！男主くんのものです！ - 架印�靴気�» いえいえ！💦自分が濁点の違いがわからなくて！ご指摘ありがとうございます！！😭 (2022年9月18日 13時) (
レス) id: 937d2609ba (このIDを非表示/違反報告)
架印��(プロフ) - 度々すみません。一六二話の冒頭辺り、師団の読みも「バトラ」が正しいのですが、「パトラ」になっております。 (2022年9月18日 9時) (レス) @page26 id: 66584f35d4 (このIDを非表示/違反報告)
ただい魔戻りました！男主くんのものです！ - 架印�靴気�» すみません💦ありがとうございます！主目が悪すぎるのかペとべの見分けがつかない現象に陥ってしまっていて気づきませんでした！！ちょっと眼鏡の度変えてきますね (2022年9月17日 19時) (レス) id: 937d2609ba (このIDを非表示/違反報告)
架印��(プロフ) - 位階(ランク)２は、ペトではなく、ベトですよ。 (2022年9月17日 6時) (レス) @page25 id: 66584f35d4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夢鬼 | 作成日時：2022年8月18日 21時
