𓂂𓂃𓈒𓏸❀𓂂 ページ5
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「姫ぇ〜？起きとる〜〜……？？」
やば、寝てた…？不破くんの声が聞こえて、私はゆっくりと目を開ける。
『ふわくん…？ごめん、ねてたみたいで……あれ、今日いつもよりかえり早い…？』
「そうそう！今日早く帰れたんよ〜。」
目を擦りながら身体を起こして尋ねる私。
そんな私に対して不破くんは犬のような愛らしい笑みを浮かべてそう言う。そんな不破くんを見ていると、思わず頬が緩んでしまう。
ぱたぱたと不破くんの傍に駆け寄って、ぎゅうっと両腕を回して抱き締めてみる。
「んは、どしたの姫。寝惚けてる？」
不破くんも私と同じように両腕を回して抱き締め返してきた。
あったかいなぁ……なんて思いながら、不破くんの声を聴いていた。
「＿＿＿？＿＿＿＿＿。＿＿＿おやすみ、姫。」
𓈒𓐍𓂃𓏸𓈒𓋜
あれ…？もう朝……？
「んぅ」と呻き声を上げてベッドから起き上がる。8時…もう不破くんはお仕事に行っちゃっただろうなぁ。
ベッドから降りようと隣に手を着いた時、何かふわふわしたものに触れた。
「ん〜…？姫ぇ……？にゃは、おはよ〜…。」
『不破くん…！？え、お仕事は！？』
どうやら私が触れたものは不破くんの頭だったらしく、寝惚けた様子の彼が微笑みを浮かべながら呑気に「おはよ」と挨拶をした。
え、待って。もしかして不破くん寝過ごしたの？今からお仕事行っても確実に遅刻だよね…？
ぐるぐると色んなことを考えていると、私の頭に不破くんの手が伸びてきた。
「んは、そんな難しい顔せんといて？今日はお仕事お休み。昨日途中で姫寝ちゃったから、伝えてなかったやろ？心配かけてごめんなぁ…。」
よしよしと私の頭を撫でながら言う不破くん。寝起きのふわふわした状態の彼を見るのはいつぶりだろう。
「最近一緒におれる時間少なかったし、姫、あんま元気なかったから。今日は姫のやりたいこといっぱいしよなぁ〜。」
『……すき…。』
この世にこれ以上の彼氏がいるのか、と疑ってしまうくらい完璧な不破くん。そんな彼の隣に私がいてもいいのか。
不破くんはほんとに私のことが好きなのか。他の子の方が好きなんじゃないか。
もっと不破くんに相応しい人が現れたら、私はどうなってしまうのか。
ぎゅっと不破くんを抱き締めれば、そんな不安も消えてしまう。
「愛してんで姫。」
彼の"愛してる"はきっと特別だから。
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Near(プロフ) - 伊藤。さん» 夢主ちゃん独占欲つよつよですよね…！ちゃんとメンヘラ感出ててよかったです😌𓈒𓏸 最後までご愛読ありがとうございました！🙏✨ (5月6日 11時) (
レス) id: 4ac6422a64 (このIDを非表示/違反報告)
伊藤。 - 結ばれて良かった....地味にメンヘラ感ある夢主好き (5月5日 23時) (レス) @page21 id: 900669addd (このIDを非表示/違反報告)
Near(プロフ) - みはさん» ありがとうございます😭短い期間でしたが、ご愛読していただきありがとうございました✨💕 (5月4日 22時) (レス) id: 4ac6422a64 (このIDを非表示/違反報告)
みは - ハピエンよかった😭😭毎日楽しみにしてました🥲💕 (5月4日 22時) (レス) @page21 id: 407a058ce0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Near | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/Naer/
作成日時：2023年4月25日 20時
