𓂃◌𓈒𓏲𓈒 𓂂𓏸𓋪 ページ19
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『わぁ……！広ーい！！』
「んは、迷子にならんよーに手繋いどこか。」
不破くんは、大きなショッピングモールの入口できゃっきゃとはしゃぐ私の手を握った。はっと我に返ると、急に羞恥が込み上げてくる。
それにしても、ほんとに大きいショッピングモールだな……。ここまで大きいところは初めて来たかもしれない。
「姫楽しそうやねぇ。どった行きたいお店とかある？」
『ん〜……あ！そうだ！久しぶりに不破くんのお洋服選びたい！』
「ええよ〜」とふわふわした様子で言いながら、私の手を引っ張る不破くん。不破くんのお洋服選ぶの、めちゃくちゃ久しぶりだから楽しみ…！
✧·˚⌖. ꙳
「ん〜、どっちも可愛いけどこっちの方が……」
どうしてこうなったのだろう。数着の洋服が入った籠に、女性物の洋服と私を交互に見る不破くん。
おかしいな。私が不破くんのお洋服を選ぶはずだったんだけど……。いつの間にか不破くんが私のお洋服を選ぶことになってる…。
「＿＿＿どっちも買えばいっか。」
悩んだ末の結論がそれなんだ…。というか籠の中に結構洋服入ってるけど、不破くんそれ全部買うの？だいぶ高いと思うけど…！
『ちょっと不破くん、洋服選んでくれるのは嬉しいけど、流石にそんなには……』
「え、俺が姫に着て欲しいから買ってるんやけど……どうしてもあかん？？」
私がやんわりとそんなに要らないと断ろうとすれば、うるうるとこっちを見つめる不破くん。
そんな顔で見つめられたら断れないじゃん。渋々了承したら、不破くんはぱあっと表情を明るくして小走りでレジまで向かう。
私は不破くんがお会計を済ませている間暇なので、お店の前をうろうろする。ふと、1つのアクセサリー屋さんが目に止まった。
あ、この指輪可愛い。不破くんが付けたら似合いそう。でもおうちにも不破くんの指輪何個かあるしなぁ…。
「どしたん姫。この指輪気になるん？」
『わぁっ！？』
急に真後ろから不破くんの声が聞こえて飛び上がる。全然気付かなかった…。
『いや、不破くんに似合いそうだなぁって思って見てただけ。』
「……姫ってほんま物欲ないよなぁ。欲しいもんあったらいつでも言ってな？」
「うん」そう返事をして、私は不破くんの空いている方の手を握った。
洋服重そう…。絶対買いすぎだよね。やっぱり止めた方がよかったかな。
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Near(プロフ) - 伊藤。さん» 夢主ちゃん独占欲つよつよですよね…！ちゃんとメンヘラ感出ててよかったです😌𓈒𓏸 最後までご愛読ありがとうございました！🙏✨ (5月6日 11時) (
レス) id: 4ac6422a64 (このIDを非表示/違反報告)
伊藤。 - 結ばれて良かった....地味にメンヘラ感ある夢主好き (5月5日 23時) (レス) @page21 id: 900669addd (このIDを非表示/違反報告)
Near(プロフ) - みはさん» ありがとうございます😭短い期間でしたが、ご愛読していただきありがとうございました✨💕 (5月4日 22時) (レス) id: 4ac6422a64 (このIDを非表示/違反報告)
みは - ハピエンよかった😭😭毎日楽しみにしてました🥲💕 (5月4日 22時) (レス) @page21 id: 407a058ce0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Near | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/Naer/
作成日時：2023年4月25日 20時
