初詣行きません? ページ10
センラside
『ねぇ、センラ』
俺の名前を呼びながら隣で微笑むA
付き合ってまだちょっとしか経ってないけど“恋人”としては初めてのお正月
ずっと一緒におったけど、“恋人”ってなると特別やな
やばいニヤける
『ちょっと?何にやけてんですかぁ?w』
セ「なんでもないで!ほら、置いてくよ?」
『あ、待ってよ!』
ちょこちょこと横に走ってきたAがあまりにも可愛かったけどニヤけるのを耐えて初詣のために神社に向かった
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『わぁ!!屋台!あ、センラ!!いちご飴あるよ!』
セ「まずは、お参りやろ?」
『…はーい』
今回は毎年行く神社じゃなくて少し遠くの屋台とかが沢山出ているところに来た
A屋台とか好きだしな
お参りを済ませるとAはめちゃくちゃはしゃいで屋台の方へ行
その姿もめっちゃ可愛いなんて本人には絶対言わへんけどな
『いちご飴いちご飴〜』
セ「ちょ、A!!迷子にならんでよ?」
『子供じゃないし!大丈夫!』
ドンッ
セ「あ、すみませんってろんちゃん?」
ろ「あ、センラ君、1人?」
セ「いや、Aが…ってあれ?A!?」
ちょっとの時間なのにAがおらんくなってる!?
本当に迷子かよ
セ「会ったばっかやけどAさがしてくるわ!!」
ろ「うん、気をつけてね!!」
またろんちゃんに悪いことしたわ…
早く探さんと!
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ろんside
ろ「あーあ、せっかく会ったのに…もう行っちゃった」
私はセンラ君が好きだったりする
でもAちゃんと両思いだし、私は2人の友達だからキューピットみたいな役目をして諦めようって思ってたのに
ろ「まだ…ちょっとセンラ君が好きだな」
走って行ったセンラ君の背中を見ながらそう思っていた事は誰にも言えない秘密…
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三が日はもう過ぎたのに初詣の番外編を書いてみましたw
またちょっと続きます!
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まる - 作品を作る前にルールをしっかりご確認下さい。オリジナルフラグをちゃんと外して下さい、違反行為です。作品を消されても文句は言えない行為です。ルールをしっかり守りましょう (2018年12月18日 17時) (レス) id: f0a2be6fdb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あずゅ | 作成日時:2018年12月18日 17時