「歌い手」今日の甘えたさんは誰？

21種類の結果パターン

c(⌒っ.ω.)っﾐﾃｸﾚﾃｱﾘｶﾞﾄｳ!!ﾀﾉｼﾝﾃﾞﾈ！ - 2024年4月25日

扉をノックする音が聞こえ私は目覚める
着替えて扉を開けるとそこには執事の天月が立ってニコニコと笑っていた。


「おはようございます、YOUお嬢様」と微笑む天月に『何がYOUお嬢様よ、その胡散臭い笑顔もやめて』と言えば直ぐに笑顔は消え
「最初くらいはこんな挨拶の方がいいでしょ？」と薄く微笑んだ


『そうかしら…いつもの様になれば？』と言えば天月はため息をついてから上着を脱いで私のベットに倒れる

「あー、めんど！マジなんで僕がお嬢の世話係なの？」と愚痴をこぼしだす


『知らないわよ、てゆうかよくそんな裏表作れるわね』

「えー、お嬢も作ってんじゃん、普通でしょ？こんくらいさ」

呆れながらそう言ってベットの横に私を座らせる。

「それとも、こっちでイイことする？」と貼り付けの笑顔で聞いてくる、ホントコイツを好きになった理由が今でも分からない


『するわけないでしょ、天月って馬鹿じゃないのにバカよね、私を誘って楽しい？』

「ふふっ僕がそんなこと言えるのはお嬢だけだから、それに結構楽しいよ？」


僕だったらお嬢が夜這いしてきたら襲っちゃうかもね、と言って笑う天月を殴れば痛い痛いとふざけだす。
ムカつくのに私の心臓の鼓動は早くなるんだから…


『じゃあ仕事してくるから、天月はいつもの様にダラダラしてれば？』

「ははっお嬢って僕が何もしてないように見えるの？これでも1番上のＳ＋執事だよー？」

『冗談よ、ついてきて』

「仰せのままに、お嬢様」



＿＿＿＿＿


『はぁ、あのクソジジイ嫌いよ、セクハラばっかしてくる！』


「ホント、僕がいて良かったねー！止められてホッとしたでしょ？w」と

私の頭に乗せて撫でてきた手をいつもは拒むが、久しぶりに天月に甘えたくなった私は止めなかった。

『…そうね、怖かったから助かったわ、ありがとう天月』と天月に微笑む、初めて弱い所を見せた気がする。

「！！……そっか」

天月は目を見開いていたがすぐに目を閉じて「じゃあ僕は先に部屋に行ってるよ」と笑った。

行かないで、なんて言えなくて思わず裾を握る。

天月は振り返り「どうしたの？それともやっぱりイイことしたい？」と妖しく微笑んだ。

ネクタイを引っ張って天月の唇にキスをする、天月は呆然として目を見開いた。

私は笑って『いつもの仕返し、私をからかうからよ』と言って部屋を出た









「ホント、心臓に悪い……好き」

＿＿
「お嬢様、星押してくださいますよね？……ねぇいいでしょ？」

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