空飛ぶ車 ページ8
夏休みはあっけなく終わってしまった。
ホグワーツに行く当日の朝は皆慌ただしく動き回っていて大分早く起きたはずなのに、ギリギリの時間に到着した。
モリ「さあ、パーシー、A、フレッド、ジョージ。先に行って！後から行くわ」
私達が九と四分の三番線に着くとすぐ後からモリ―とアーサー、ジニーがやって来た。
モリ―とアーサーにお別れをし、ホグワーツ特急が発車すると私は何か忘れ物をしているような不安な気持ちに襲われた。
『ねえ、私何か忘れ物をしたような気がする…』
ジョ「大丈夫さ。姫はしっかり者だから。」
フレ「そうさ。それに忘れたとしてもフクロウ便で送ってもらえばいいさ。」
『そうだよね…』
しばらくしてアンジーに会いに行くためコンパートメントを出るとハーマイオニーに会った。何かを探しているようだ。
『はーい！ハーマイオニー。』
ハー「A！ハリーとロンを見なかった？」
『一緒じゃないの？』
ハー「どこを探してもいないのよ…」
私がさっき感じた不安な気持ちはこれだったとすぐに分かった。よりによって弟を忘れるとは！
『きっと大丈夫よ』
これは私に言い聞かせていたのかもしれない。バカなことやってないといいけど…
そんな思いで学校に着くと案の定ハリーとロンの姿はなかった。
組み分けも終わり(ジニーは無事グリフィンドールだった！)寮に戻ると、談話室のの扉が開き、ハリーとロンが入ってきた。急いで駆け寄ると曖昧な笑みを返された。
『どうしたの？心配したの！怪我はない？』
ハリ「えーっと、僕たち車で来たんだ。なぜか九と四分の三番線の入口が閉じてて…」
フレ「まさか車って…」
ジョ「お前たち、空を飛んできたのか！？」
ロン「あー、うん」
ハー「ありえな…フレジョ「「おいなんで俺たちを引き戻してくれなかったんだい！？」」」
リー「こりゃ何年も語り草になるぜ…」
ハーマイオニーはありえないという目でハリー達を睨みつけていた。遠くからパーシーがやってきた。この様子じゃ何かものを申すらしい。私はハリーとロンに目で警告信号を送り、ハリーとロンは寝室に行った。
フレ「あ〜俺たちも一度は空飛ぶ車で学校に来てみたいよな〜」
『ちょっと。危うく退校処分だったのよ』
ジョ「その価値アリだぜ」
二人を睨みつけてから私も寝室へ戻った。
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さき - まるころさん» ご指摘ありがとうございます。見直してみますね。 (2020年11月15日 14時) (
レス) id: eada3c0aab (このIDを非表示/違反報告)
まるころ(プロフ) - 誤字脱字があったので一度見直されることをオススメします！ (2020年11月14日 3時) (レス) id: 9b6dbedaad (このIDを非表示/違反報告)
さき - ありがとうございます！そう言っていただくと頑張れます！！ (2020年11月8日 21時) (レス) id: eada3c0aab (このIDを非表示/違反報告)
ほしぽん - ヤバ！！チョーおもろい！！ (2020年10月18日 16時) (レス) id: 3706023b2c (このIDを非表示/違反報告)
さき - 本当ですか！見させていただきますね！ (2020年7月29日 13時) (レス) id: 5db39da5e6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：もっちん | 作成日時：2020年7月13日 18時
