ルシウス・マルフォイ ページ7
ロックハートはハリーを前に連れて行き大声で言った。
ロック「皆さんここで大いなる喜びをもって発表をさせていただきます！私は今年、ホグワーツ魔法学校にて『闇の魔術に対する防衛術』の先生となりました！」
観衆からわー！っという声や拍手が上がる。(この時私とフレッドとジョージが「う〜」と唸ったのはモリ―の耳には届かなかったらしい)
その時ロックハートと(運悪く)目があってしまった。
ロック「ああ！そこの美しすぎるお嬢さん！さあ私の隣に来て！こんなに美しい人には会ったことがない！運命だ！」
一気に目線がハリーから私へと移った。
フレッドとジョージが両肩をがっちりとホールドしてくれていなかったら、モリ―とハーマイオニーの馬鹿力で前に行ってしまっていただろう。何とかその場を曖昧に笑って誤魔化し、わざと近くにあった本に興味をそそられたフリをして列を抜けた。
しばらくするとハリーも解放されたようで、ひどく疲れた様子で戻ってきた。
？「いい気持ちだろうねぇポッター。ちょっと本屋に行ったことさえ一面大見出しかい？」
声の主はドラコ・マルフォイでねちっこくハリーを皮肉った。
ジニ「ハリーが望んだことじゃないわ」
マル「おやおやポッター、ガールフレンドかい？」
ジニーが真っ赤になった。
遠くからアーサーが急ぎ足で来ていた。
アー「さあ。出るぞ」
するとマルフォイそっくりな青白い顔の男が出てきた。私はこれがマルフォイのお父さんだとすぐに分かった。
ルシ「これはこれは…アーサーウィーズリー。役所は大変らしいですな。残業代は払ってもらっているのかね？いや…そうではないらしい。こんなものしか買えないのだから。」
ルシウス・マルフォイはジニーの大鍋から使い古した変身術の本を取り出した。
そして今度は私の方を見た。
ルシ「ウィーズリーは全て赤毛だと思っていたが…ドラコから聞いていたことは間違ってはいないらしい。ふーむ…顔は悪くない。どうだい、こんなみすぼらしいウィーズリーの所にいるより家に来た方が幸せになれるだろう。」
『私はウィーズリー家の家族なんです。私はこのウィーズリー家が好きなんです。お断りいたします。』
私は丁寧に、しかしはっきりと断った。
マルフォイ氏の目がギラギラと光った。
その時モリ―が丁度いいタイミングで現れ、マルフォイ親子と離れることができた。
その後、漏れ鍋に向かい再び隠れ穴へと戻った。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 261人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ハリーポッター」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
さき - まるころさん» ご指摘ありがとうございます。見直してみますね。 (2020年11月15日 14時) (
レス) id: eada3c0aab (このIDを非表示/違反報告)
まるころ(プロフ) - 誤字脱字があったので一度見直されることをオススメします！ (2020年11月14日 3時) (レス) id: 9b6dbedaad (このIDを非表示/違反報告)
さき - ありがとうございます！そう言っていただくと頑張れます！！ (2020年11月8日 21時) (レス) id: eada3c0aab (このIDを非表示/違反報告)
ほしぽん - ヤバ！！チョーおもろい！！ (2020年10月18日 16時) (レス) id: 3706023b2c (このIDを非表示/違反報告)
さき - 本当ですか！見させていただきますね！ (2020年7月29日 13時) (レス) id: 5db39da5e6 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：もっちん | 作成日時：2020年7月13日 18時
