最悪な誕生日〜ハリーside〜 ページ2
早くホグワーツに戻りたい。
この休み中に何度思ったことだろうか。
ロンやハーマイオニー…そしてAに会いたい。
初めて出会ったあの時からAの事が気になってしょうがない。でもAは学校中の男子という男子(女子も彼女の事を好いているが。)がAの事を狙っている。何よりいつも一緒にいるフレッドとジョージがAの事を一番好きだから僕なんかに勝ち目はないんだろう…
今日は最悪だ。
誕生日だというのにAは学年が違うからまだしも、ロンからもハーマイオニーからも手紙すら来てない。
さらに、バーノンおじさんの大事な商談がリビングで行われるのだ。
僕は二階の自分の部屋で、音を立てずにいないフリをするのが役目。
音を立てないという簡単なミッションなのにまさかあんな事になるとは思ってもいなかった…
僕が部屋に入ると危うく悲鳴を上げそうになった。
こうもりのような長い耳にテニスボールのような緑の目。古いマクラカバーのような洋服を着たおかしな生物が僕のベッドに立っていたからだ。
？「ハリーポッター様！ドビーめはずっとお会いしたかったのです！」
キーキー声でドビーは言った。
ドビーはどうやら僕に学校に帰って欲しくないらしい。
恐ろしいことが起こるとか。でも僕はホグワーツに戻りたい。
ドビ「手紙もくれない友達のもとに帰りたいのですか？」
ハリ「ドビー、なんでそれを？」
ドビーは何枚もの手紙を出した。その中にはロンやハーマイオニーの字…Aの字まであった。僕は怒りがフツフツと湧き上がってくるのを感じた。
ハリ「返してくれ！僕の手紙だ！」
ドビ「ハリーポッターが学校に帰らないといったら返してあげます！」
ドビーは部屋を飛び出し、リビングに向かった。
…そして最悪の事態が起こった。
ドビーはデザートのケーキを見事商談先の婦人の頭から落としたのだ。
ドビーは消え、僕は怒られるどころではなく部屋に閉じ込められ、窓には鉄格子をはめられた。
これで完全に僕はホグワーツに帰るという希望を失った。
空腹と絶望に耐える毎日が何日も続き、そろそろ限界が近づいて来ていた頃、一台の空飛ぶ自動車が僕の家にやって来た。
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さき - まるころさん» ご指摘ありがとうございます。見直してみますね。 (2020年11月15日 14時) (
レス) id: eada3c0aab (このIDを非表示/違反報告)
まるころ(プロフ) - 誤字脱字があったので一度見直されることをオススメします！ (2020年11月14日 3時) (レス) id: 9b6dbedaad (このIDを非表示/違反報告)
さき - ありがとうございます！そう言っていただくと頑張れます！！ (2020年11月8日 21時) (レス) id: eada3c0aab (このIDを非表示/違反報告)
ほしぽん - ヤバ！！チョーおもろい！！ (2020年10月18日 16時) (レス) id: 3706023b2c (このIDを非表示/違反報告)
さき - 本当ですか！見させていただきますね！ (2020年7月29日 13時) (レス) id: 5db39da5e6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：もっちん | 作成日時：2020年7月13日 18時
