episode18.1 ページ14
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今日、何時頃に帰ってこれる？
ちょっと、話したいことあるから、
なるべく早めに帰ってきてほしい。
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ぷんちゃんからのラインが届いたのは、
ちょうどお昼時だった。
晴子と石田くんと、
石田くんのお友達と、いつもの4人で食堂にいる。
どうしたんだろう。
こんな連絡、一度ももらったことない。
話ってなんだろう。
何かあったのだろうか。
良くないことだろうか。
いつもと様子が違うぷんちゃんからの連絡に、
どんどん良くない方向へと思考が進んでいく。
「おい、どうした。
なに不細工な顔してん」
こんな時にまで、石田くんは意地悪だ。
悪魔め…!!
『あ、ちょっと…用事できて、
今日、サークル行かないですぐ帰るね！』
「うん、わかった…けど…
さくら、顔色悪いよ？大丈夫？」
悪魔とは打って変わって
可愛らしく眉を下げて問いかけてくれる晴子。
心配をかけて申し訳ないとは思うんだけど、
今はまだ、ぷんちゃんの話の内容も分からないから、
二人に話すと言っても、
自分でも、なにを話せばいいのかわからない。
『ちょっと、まだわかんなくて！ｗ
あの…ちゃんとわかったら、話させてもらうね！』
意地悪な言葉でも、
いち早く私の異変に気付いてくれる石田くんと、
気心知れた親友の晴子に、
ありがとう！と微笑む。
そんな私への反応はそれぞれで、
晴子はうん!!と元気よく答えて、
石田くんは眉間にしわを寄せて舌打ちだ。
大方そうゆう反応だろうなーとは思ってたけど、
ここまでばっちり当たってしまうと笑いがこみ上げてくる。
『ふっ…ふふふ』
なんとか笑わないように
口に手を当ててやり過ごそうとしたのに、
「きしょいやつやな…
なんやその笑い方…」
呆れたように言ってくるから、
声をあげて笑ってしまった。
これできっと、
ぷんちゃんの話も平常心で聞けるよ。
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ゴリラ(プロフ) - ご指摘、ありがとうございます。外しました。申し訳ありませんでした。 (2018年8月14日 20時) (
レス) id: 92baebc47b (このIDを非表示/違反報告)
、 - オリジナルフラグちゃんと外しましょう。違反行為です (2018年8月12日 16時) (レス) id: 484c9d624e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゴリラ | 作成日時：2017年7月11日 1時
