大切なお隣さん【shima】 (ページ14)

今日:3 hit、昨日:0 hit、合計:8,821 hit

「デレデレで悪かったな//」ページ14

「いやー、志麻くん、Aさんのことほんまに好きなんですねぇ？」

おい、そこの黄色い胸毛、ニヤニヤするなや。

いや、ニヤニヤしてるのは他の二人もやな…。

「好きで悪いかっ！！//」

「うわー、顔真っ赤じゃん。」

『あの～…遊ぶ…んですよね？』

あー、せやったなぁ。

一体何して遊ぶことになるんやろか。

「と言ってももうお昼の時間だろ？」

「あー、俺お腹空いた！」

うらたさんが坂田をジト目で見てるとか知らんわ。

見てへん見てへん。

『あ、私何か作りましょうか？』

「…！！Aの料理食べたいわ！！」

そう言えば、俺に限っては朝食食べてへんし。

『志麻くん声大きいよ、わかった何か作る。』

そう言ってAはキッチンの方へ消えていった。

いやぁ、Aの料理、ほんま美味いんやで？

中学生の頃とかから食べとったけど…。

だんだん美味くなっとるし！

でも昔っから料理は上手かったなぁ。

Aが隣に越してきてから何度か作ってもらったなぁ。

レパートリー多いし、全部美味いし、A何なん？

あー、楽しみや。

「何が出てくるんやろ？楽しみやわ～。」

「さあな、あ、ラマンの奥さん、料理上手かったよな。」

「３人に振る舞ったんはまだ付き合う前でしたけど。」

確かに美味かった、けどな！

惚れた弱味って言うん？

余計美味しく感じるねん。

わかるか、この気持ち！

「さっきからまーしぃ、なんで百面相してるん？」

「坂田が……！？」

「３文字熟語を使っとる…！？」

「今日、新幹線止まってまうんかなぁ…。」

「３人とも酷くない！？」

『楽しそうなとこごめんなさい、出来ましたよ。』

お、A来た…さて、何やろ！？