I love you from that day (J･M) (ページ37)

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第37話ページ37

「もしもし」

 「あ、もしもし。潤くん？」

 「ん、A？どうしたの？」

 「えっとまだお仕事かな？」 

「んーもう少しで終わるとこ」 

「そうなんだ、あのさ。仕事あと予定ある？」

 「あー飲み会があるかな？」 

「あ、そうなんだ…そっか。」 

「なんかあった？」

 「いや！なんでもないの、その、うん。ごめんね。急に電話して」

 「いや、全然平気だけどさ…なんかあったんじゃないの？」 

「あ、あの…。」

 「なんでもさ、言ってよ。彼氏なんだしさ」

 「っ…うん。あのね」 

「ん？なに？」 

「ちょっとだけでいいから会えないかなって…渡したいものがあって…」 

「…わかった。‪21時までにそっち行くから」‬ 

「え！いいよ、あの私がそっちに行くよ？」

 「夜は寒いし、車で行くから。待ってて」

 「ぅ、、わかった。待ってるね」 

「じゃ、あとで」   

そう言って電話が切れた。

   「くるって？」 

「うん、飲み会あるらしいんだけど、、多分その前に来てくれるみたい。うちまで」

 「流石〜よかったじゃん」

 「なんか、申し訳なくて…」 

「あーもう、素直に喜ぶの！」 

「う、はい。」  

とりあえず潤くんが来るので、着替えてちょっとメイクもした。片付けしたりしてたら、あっという間に‪20時40分だった。‬ ピンポンと家のチャイムが鳴った。