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「お母さん、ちょっと相談あるんだけど良い？」
母「いいよ。どうしたの？」
「あのさ、就職先の事なんだけど…」
母「ﾌﾌｯ、貴女のやりたい事をやりなさい。無理に今就職しなくても大丈夫だよ」
「うん。ありがとう」
「あのね、」
「私……」
「家政婦やってみたい。」
母「家政婦？周りで聞かないけど、雇用とかあるのかしら？」
「二葉ちゃんのお姉さんが募集してて、それで、やってみたいなって思って…」
母「そうなの？良いじゃない！やれるならやってみなさいよ〜」
「良いの？」
母「良いわよ〜男の人の家政婦ってなるとちょっと不安だけど、女の人なら安心だし、お友達のお姉さんならもっと安心だもの。お母さん応援するわ」
「お母さんありがとう」
ｶﾞﾁｬｯ
父「リビングに揃って珍しいな」
「お父さん！」
母「Aちゃんの就職先が決まりそうなのよ」
父「おぉ！それは良かったな。で、どんな会社なんだ？」
「えぇっと、その。」
母「家政婦さんですって」
父「家政婦？」
「友達のお姉さんが募集してて、」
父「それは良いとは言えないな。ちゃんとした雇用にもならないし、収入はどうなるんだ？」
……
父「もっとよく考えなさい」
「はい。」
やっぱりお父さんはダメか……
どうしよう、
その夜、お母さんからコソッと
お母さんは応援してるからやりたい事しなさい
って後押しされた
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作者名：☆AYU☆ | 作成日時：2024年3月24日 22時
