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ピーンポーン
ピーンポーン
インターホン「開いてる」
ガチャッ
二葉ちゃんが扉を開けると私も後に続いた
女性「いらっしゃい」
「お邪魔します」
フタバ「菜美ちゃん水ある?」
ナミ「冷蔵庫に入ってる」
フタバ「貰うね〜」
ナミ「んー」
ナミ「Aちゃんだっけ?二葉から聞いてるよ。就職先決まんないんだって?」
「はい、そうなんです」
フタバ「菜美ちゃんの所入れてあげてよ」
ナミ「Aちゃんって車とか興味ある?」
「い、いえ。ないです……?」
ナミ「そっかーウチの会社車関係だから興味無いのはなー」
「やっぱり受からないですよね?」
ナミ「いや、受かるには受かるよ。けど、やりがいって言うの?多分続かないかなって」
「な、なるほど…」
受かるんだ
確か二葉ちゃんにお姉ちゃんの所ならやる気さえあれば受かるって言ってたよね
そんな会社あるんだ…
ナミ「え、因みにさ」
「はい」
ナミ「料理とか家事とかって出来る子?」
「え?あ、まぁ人並みには…」
ナミ「いいね〜」
フタバ「菜美ちゃんもしかして」
ナミ「ウチの家政婦にならない?」
「え?」
フタバ「やっぱり…」
ナミ「(笑)。まぁ時間あるし考えといてよ〜」
ナミ「って言うのは冗談で、どんな仕事したいとかあるの?」
「……えっと、その、ずっとパソコンとかじゃなくて体動かすようなお仕事が良くて。でも辛すぎるのも…って感じで」
ナミ「なるほどね。家から近い方が良いとかはある?」
「近い方が嬉しいですけど、遠くても大丈夫です」
ナミ「うんうん。わかった、ちょっと知り合い当たってみるね」
「すみません。ありがとうございます」
ナミ「いいよいいよ〜」
ナミ「LINE交換しよ。何か分かったら連絡するね」
「はい!」
長居したら悪いと思ってLINEを交換して帰ることにした
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作者名:☆AYU☆ | 作成日時:2024年3月24日 22時