不感症が治った件について（kookv） ページ27
セラピスト(絶倫ノンケ)×サラリーマン(不感症ゲイ)
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『んぅ…』
重い瞼を持ち上げるとぼやける視界
隣の窓から差し込んでいた太陽の光は眩しく俺の目を刺激した
『…どこだここ』
視線を上にやると見慣れない天井が視界に入る
「…ん、起きました…？」
隣から聞き覚えのない声
横を見ると俺よりも明らかに年下でいかにも大学生です、みたいな髪型をした青年が目を擦りながらその目は俺を捉えていた
彼の顔は少しむくんではいるものの黒髪に
小さな顔、白く少し荒れた肌は太陽に照らされている
まだ完全には空いてないその目は丸くふっくらとした形のいい唇から吐息が漏れている
…めっちゃ俺好みの顔
『…誰？』
「んー…冗談はやめてくださいよ…
昨日あんなに俺の名前呼びながらよがってたのはどこの誰ですか…」
ん？
何の話だ？
『…？』
回転するはずもない脳をフル回転させ昨日の出来事を思い返す
_____
「あ、きた
ジョングガー、こっちこっち！」
「…ども」
声は控えめな割にこっちの席につくなり遠慮なく俺の隣の席に座ってくる“ジョングガ君”
「テヒョンア、まだあれ治ってないんでしょ？
この人ね、プロのマッサージ師だから」
「あぁ、先輩が言ってた人ってこの綺麗な…
女かと思ってました」
「あはは、ビックリした？
でもどんな女よりも綺麗だろ〜？」
「はい、そりゃもう」
_______少しだけ思い出した
確か俺は金曜日だからって明日は会社ないし久し振りにジミナとお酒を飲んでて…
随分と出来上がったジミナは後輩を呼んで…
それが横で寝てるこいつ？
いやいや、なんで呼び出しただけでこいつと寝てるんだ？
しかも裸で…てか俺パンツ履いてないじゃん
まさか、俺マジでこの人とヤッ…
いやでも待て、腰への違和感はない
…この人が相当上手かったとか？
「…あなた、本当に不感症なんですか？」
…は？え、急に？
驚いて固まる俺なんて気にもせずベッドから降りて床に落ちてるスウェットを履く彼
そんな彼をみながら俺の頭はパンク寸前だった
なんてことを聞くんだこいつは
仮にも初対面の人にいきなりそんな質問…
失礼すぎないか？
朝は割と強い方だと思ってたのに
昨日のお酒のせいか少し頭痛がする
その頭痛のせいか
彼との会話は少し付いていけてない気がした
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CROOKED(プロフ) - Hiyokoさん» hiyokoさん、コメントありがとうございます泣またまた更新止まってしまう可能性大ですが頑張ります！ (2020年10月5日 1時) (
レス) id: 23f89516bf (このIDを非表示/違反報告)
Hiyoko(プロフ) - 新作ありがとうございます！生徒×先生の話すごく面白かったです！更新頑張って下さい。応援してます！ (2020年10月3日 19時) (レス) id: aae4ca831b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：CROOKED
| 作成日時：2020年10月2日 1時
