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「テヒョンさん?」

『へ?…あぁ、うん、まぁ
人よりも感じにくい、かな?』



失礼だな、とか思ったわりになんだかんだ好みの相手ということもあり素直に答えてしまう



そして彼は不思議そうな顔をして俺を見つめていた
まるでありえない、とでも言いたげに



「…昨日のあなた、凄かったですよ
ただマッサージしてるだけなのに感じまくって…

そこ、ビンビンに反応してましたよ」



可愛らしい顔で笑いながら俺の下半身を布団越しに指差す



『…あのさ、こんなこと聞いて申し訳ないんだけどさ…




まさか、俺らってヤッ、た…?』

「あははっ!
どっちだと思います?自分の体に聞いてみて下さい」



聞いてもわかんねーから君に聞いてるんでしょうが
そんなツッコミを抑えて必死に昨日のことを思い出そうとするが何も浮かんでこない



「ま、契約は済ませましたし今後ともよろしくお願いします
あ、お金はいりませんよ、一応僕はまだ研修の身なので」



…契約?お金?研修?



なんのことかもわからずに目の前に差し出されたタトゥーの入った綺麗な手を握り返すことしかできなかった



彼の手は、とても暖かかった

ケトルのお湯が沸いた音が合図かのように
彼の手は離れる

それからキッチンに向かった彼はカップを二つ持ってまたベッドに座った

ギシッ、と軋む音
窓の外からは車が走る音や鳥の鳴き声が聞こえる



「コーヒー、どうぞ?」

『…あぁ、ありがとう』



ホントはコーヒー飲めないんだけど
子供っぽいなんて思われたくなくて
渡された温まったカップの中身を少しずつ嗜んだ






_______




「もしもし、テヒョンアおはよ
昨日はよく眠れた?」



家に帰ってきた俺は手も洗わずに急いでジミナに電話をかけた



『うんおはよ

それがさ、聞いて
何故か体がすんごい軽いんだけど

あとなんか起きたらあの男の子と一緒に寝てたし一発やったのかなって思ったけどそうじゃないみたい

あいつなんなの?昨日のことよく覚えてなくて名前すらも危ういんだけど』

「…あいつもう手出したのかよ…早えな…」

『ん?もしもし?なんか言った?』

「あ、いや!
あ、そう名前ね…って名前すら忘れたの?!



チョンジョングク、俺の高校時代の後輩で二個下」

『へぇ…
あ、それでね、聞きたかったことなんだけど
なんであいつのこと呼んだの?何者?』

「もー、マジでなんも覚えてないの?
ジョングガは_____」

.→←不感症が治った件について(kookv)



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CROOKED(プロフ) - Hiyokoさん» hiyokoさん、コメントありがとうございます泣またまた更新止まってしまう可能性大ですが頑張ります! (2020年10月5日 1時) (レス) id: 23f89516bf (このIDを非表示/違反報告)
Hiyoko(プロフ) - 新作ありがとうございます!生徒×先生の話すごく面白かったです!更新頑張って下さい。応援してます! (2020年10月3日 19時) (レス) id: aae4ca831b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:CROOKED | 作成日時:2020年10月2日 1時

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