向日葵の向こうにあるもの (ページ7)

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第肆話ページ7

午前中の授業が終わりお昼になったので私は屋上に行くことにした

階段を上がり扉を開けると誰もいなく壁もない上を見ればずっと続く空が広がる

ベンチに座って弁当を広げる
玉子焼き、ハンバーグ
トマトに紫(ゆかり)のご飯
鮮やかで綺麗な寒天ゼリー

ふと箸をつけようとした時

｢…寒天ゼリー食べていい？｣

眠そうな低めの男の子の声が聞こえた
この声は…

｢そらる先輩！？｣

学校でモテる男子
そらる先輩だ
私は驚きのあまり体が硬直してしまった

｢…え、ねぇ食べていい？｣

…ここで男にならなければ
(どこでだよ←)

｢はい！良いですよ！｣

にっこり微笑んで隣に座った先輩のお弁当箱にゼリーを置く

すると先輩が嬉しそうに笑って

｢ありがとうれのんさん｣

そう言った

え、いや待て…何故私の名前ってか歌い手の名前を…？
私無名ですよ？
(無名ではありません←)
私は思い切って聞いてみた

｢ど、どうして名前なんか…｣

｢え、どうしてってか有名な人だし…学校でもニコ動でも…｣

｢ゆ、ゆ、有名じゃないです( ˙-˙ )｣

｢意外と有名だよ
あと、敬語外して…｣

そんな他愛ない会話をする私たち
ってかモテ男と話してる私ヤバくない？
また餌食に…
んてか、先輩にタメは…

｢先輩…タメ口は…流石に…｣

｢別にいい…｣

遮られた…泣きたい( ˙-˙ )

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明日テストなのでは早めの更新…҉*( 'ω' )/*҉