苺みたいな甘い日常【すとぷり】【BL短編集】

旅館デート！？【さとりーぬ】【るぅころ】【ジェルなな】 ページ30

さとみ視点

よしよし、いい感じ。

りいぬとお風呂に入ることを約束した俺は、一人ベッドで横になっていた。

りいぬがジュースを買ってくると部屋を出たあと、ガッツポーズをしてしまったのも仕方がないだろう。

だって...。りいぬだよ？

あの可愛い天使さんとお風呂に入れるんだよ？

「あー...。さとみくん、お風呂入ろ？」

部屋に戻ってきたりいぬが、上目使いでこちらを見て言った。

「うん、行こ。」

バックバクの心臓を抑えて俺は言った。

ここの旅館のお風呂は、銭湯のように広い。

だが、まだお風呂に入る時間帯ではないのか、人が全然いないのだ。

「...誰もいないねぇ」

そう呟くりいぬの目には、若干の安堵の色が見える。

りいぬだって...。狙ってたんだな。

俺...もう限界だぜ？

「誰も...いないほうがいいだろ...？」

理性の崩れた俺は、そういってりいぬの服に手を伸ばした。

「...さとみくん！？」

声を荒らげて言うりいぬが凄く可愛い。

「俺と、ヤりたい？」

りいぬの耳元で囁くように言った。

「俺...。...ヤりたい」

若干目に涙を浮かべて呟くりいぬを押し倒す。

「もう...我慢出来ないからな」

作者のお詫び(物語とは関係ないよ☆)→←旅館デート！？【さとりーぬ】【るぅころ】【ジェルなな】

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