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宏「本当はさ、もっと早く来るべきだったんだと思うけど・・・」
「・・・。」
宏「割と俺、傷心モードだったわけよ。」
「・・・。」
宏「・・・・タマと、いい感じなんだってな。」
「・・・。」
宏「否定してよそこは・・。」
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宏光の声に、質問に、戸惑いを隠せなかった。
だって・・・
宏光と会うんだとしたら当然、私から会いに行くもんだと思ってたし。
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宏「俺は絶対離れる気ないから。」
「・・・・え?」
宏「そう言ったろ?」
「・・・。」
宏「俺さぁ・・・。」
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宏光が何かを言いかけたとき、
遠くから走ってくる人が見えて、宏光も一瞬、言葉を詰まらせた。
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裕太だ・・・。
焦った顔して、こっちに来る。
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宏「A。」
「・・・?」
宏「もうタマの彼女になっちゃった?」
「・・・そんな・・」
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だんだんと近づいてきて
裕太が口を開こうとしたとき、
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宏「A、好きだよ。」
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え・・・・・・・・・?
今、なんて・・・
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宏「俺ともう一度、やり直して欲しい。」
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伝えられた言葉に、ただ私は、息をとめた。
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作者名:たむあ | 作成日時:2017年5月21日 18時