愛の魔法をもっと...【Ki】

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「そろそろ教えてくれてもいいじゃん。」





北「えー。何を？」





「しらばっくれないでよ！？彼女の話し！！」





北「あー、それね〜。」








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漫画読んでないでこっち見て！！！




るっく あっと みー ！！





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北「毎日同じことばっか聞いて、飽きないの？」





「それは答えてくれなきゃ、諦められないもん。」





北「答えたら、どーすんの？」





「どうするって？」





北「彼女いないって答えたら？」





「彼女になれるように頑張るよっ！！」





北「じゃあ、いるって答えたら？」





「･･･えっ。んー････、その人に負けないように頑張ります･･･とか？」





北「ふーん。」






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ふーんって！！



結局答えてくれるわけじゃないんかいっ！








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今日もだめか･･･。




少しずつ反応してくれるようになったのは良しだけど。







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でも･･･。




本当に彼女いるって答えられたらどうしよう。








さっきは頑張りますとか言っちゃったけど




実際それはダメージがでかい。








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北「なに暗い顔してんの？」





「ううん･･･。」





北「俺に彼女いたらどうしようって？」





「それは、まぁ覚悟はしてたけど･･･。」





北「覚悟できてんだ？じゃあ教えてあげる。彼女はい･･」






えっ･･えっ！？！？


言っちゃうの？！









玉「ミツーーー。」





北「お。玉じゃん。めっずらし。」




玉「ねぇここの課題なんだけどさーー･･･って、はりゃ？」







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だ････････････････だれ！？！！？




この、白馬に乗った素敵な王子様は！！！









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玉「ミツごめん、邪魔しちゃった？」





北「いや。じゃあな水野〜、今度続き教えてやるよー。」





「いいっ！もう聞かないっ！」





北「なんだよビビリ。笑。」






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間一髪で避けられた･･･。




あの続き、気になるけど、知りたくはないな。






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っていうか！！！



なんだあの超絶美形少年！！！！






たまって呼ばれてた、



確かにたまごのような真っ白のお肌でした。うらやましい。







どうしたらあんな美白なれるの？



この前北山くん、



肌の白い女の子がワンピース着てたら



かなりやばいって言ってたな。




何がそんなやばいのか知らないけど。

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