愛の魔法をもっと...【Ki】

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最悪じゃん、北山くんに会う前にあんな夢見てさ、





ああああああ、きっと私がマイさんのこと気にしてるのが





夢に現れちゃったんだろうなー。








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待ち合わせの場所が見えてくると同時に






大好きな北山くんの姿も見えた。









し、私服の北山くん･･･っ





イケメン度１億倍っ！！！









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北「お、おはよーございまーす。」







「おっおはようございますですっ！！！」









びしっと敬礼したら、目をまん丸にされて笑われる。





仕方ないじゃんっかっこいい北山くんが悪いっ！









それに北山くんとデートなんて、緊張するに決まってるじゃん！









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北「なんか変な感じだな、お互い制服じゃないのって。」






「うん･･･、ドキドキする！」






北「ドキドキ？」






「だって北山くんすっごくかっこいいよ！」






北「まぁね〜。」









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自分がかっこいいってわかってるって





だいぶ罪ですから！！









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北山くんの少し後ろを歩いて





デートするのがちょっと憧れだったりもした。









なんていうか北山くんの彼女って





大人しくて可愛くて、北山くんがいなくちゃだめなような





なんだろ、マイさんが浮かんだ。








私ってばいつもは夢のことなんかすぐ忘れるくせに！！！









キスシーン強烈っ！！！！









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北「着いたよ。」







「･･･うん。」






北「え、帰る？」






「･･･うん。･･････ってえ！？！？！帰るの！？」






北「いや冗談だけど。水野がすげー変な顔してっから言ってみた。」






「変な顔してすみませんね。」






北「でもまじで体調悪いとかだったら帰すけど？」






「そっ･･そんなことないっ！！元気元気だよ！」






北「･･･あっそ。」









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不審に思われた、完全。









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がくっとなる私の肩。






急に熱を感じたと思ったら、北山くんの腕が回ってる。









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「ひゃっ！！」







北「はいレッツゴーー。」









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力が抜けそう･･･っっ








こんなの、北山くんは誰にでもしちゃうの･･？

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