愛の魔法をもっと...【Ki】

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北山くんから翌日電話で、

合宿は１週間後にあるって教えてもらった。








それから、『どこ行きたいか考えといて』とも言われた。









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なんか彼氏みたい！





どこ行きたいか、なんて･･･。









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でも正直、北山くんとだったらどこでも行きたい。





どこに行っても絶対楽しいもん。









幸せすぎて、その日が世界の終りでもいい。









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北『で、まだ思いつかないと。』








「だってだってどうしよう〜。デートってすごく理想はあるけど
いっぱいありすぎて分かんないー！」








北『･･･まぁそんなことだろうと思ってたけど。』









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電話で、はぁ･･･ってため息をつかれる。







あの日以来、２日に１回は電話してるわたしたち。ちょっといい感じ！









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北『夏だしなー、海とかＢＢＱとかいいけどなー。』







「うん。」







北『でもそれはやっぱ大人数じゃねーとな。』







「うん。」









北山くんの意見に全て耳を傾ける。









北『涼しいとこなら〜』






「どこ！？」






北『水族館とか映画だろ、スポッチャとかもいいんじゃね！？』






「おおおおっ！！」









さすが北山くんっ！！






さぞかしデートのご経験がお有りなのでしょう！









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でも、北山くんが今までデートをしてきた人たちよりも






私が一番楽しいデートをする自信があるっ！








いっぱいいっぱい、思い出作れたらいいな！

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