愛の魔法をもっと...【Ki】

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北「で？」






「え？」





北「他の人んとこいったりしないAちゃん。」






「はっ、はい！」






北「今年の夏はどうやって俺を楽しませてくれんですか？」






「･･･！」






北「合宿の前日、休みだからどっか行く？」









うそっ･･･



それって･･･









「デート！？！？」







北「さーね、さ、そろそろ降りる駅ですよー。」









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・









さーね、なんてそんな風にごまかされたって！





そりゃ期待しますよ！！！！









私だってそれなりに勇気出して言ったんだし、






それを分かって誘ってくれたってことだよね！？







そうだよね！？！？






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「うっきゃあああああーーーー！！！！」









嬉しくて嬉しくて、






夜も眠れなかった。









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・







だってこの時の私は





あんな切ない目をしてた北山くんのことを忘れて、





マイさんのことだって彼氏ができて





もうこの先何も心配することないって信じてたから。









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やっぱり恋って、簡単じゃない。

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