愛の魔法をもっと...【Ki】

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朝からドキドキして変に目が覚める。






彼女って言われた時の反応とか、






友達だよって言われた時の反応とか、






めっちゃ考えながら家を出た。









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ちょこっとしか見れなかったけど





可愛らしい感じの女の子だったし、私とは正反対だった。









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あんな子が彼女だったら、敵うわけない･･･。









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家をギリギリに出たらかすぐに電車が来て、





北山くんがいつもいる車両の目の前に立った。









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「････････あれ？」









いない･･･






いつもの場所に、北山君がいない。









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えっうそ。




ここまで来てまさかの北山くんも私を避けてた感じ？







･･････最悪だ。









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北「･････はよ。」







「･･･！？」








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どこからか現れた北山くんは、ポンって私の頭に手を置いた。





なっ････照れるっ！！！








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北「熱でもあったの？」





「え？」





北「いなかったから、最近。」






「あ･･･。」









そっか、私が風邪で休んでたと思ってるのか。





どうしよう、正直に言ってみる？








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北「･･･････････探したんだけど。」








「探した？」








北「今日もいねぇから、俺のこと避けてんのかと思って。
隣の隣まで車両行っちゃったんだけど。」









「うそ･･･っ。」









私のこと探してくれたんだ。

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