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魔法 ページ13

嬉しさが隠しきれない私は、


テンションマックスで、


番号覚えてね、なんて携帯を差し出したら、


裕太は慌てていた。







背中に隠した携帯を、


もう一度裕太に渡そうとした時、







玉「ちょっと待って、見せなくていい」


裕太は私の手首を、そっと掴んで下ろした。







え、うわ、やっちゃったかも。


怒らせちゃったかも。





ごめんね、怒らせるつもりじゃなかったって、


私が言いかけた時、











玉「えっとね、………はいっ」






おろされた手に握っていた携帯が震えて、


画面を確認すると知らない番号で、








A「え、これ、」



玉「それ、俺の番号ね。」









驚く私を見て自慢気な顔をした裕太は、




俺、すごくない?って、


眉を上げてくしゃくしゃっと笑う、


私が大好きだった優しい笑顔で、笑った。









一目惚れだったんだ。





かっこいいな、


どんな声してるのかな、


どんな風に笑うのかな、







今までの裕太への思いは、

半分、興味本位だったのかもしれない。







だけどこの瞬間、



玉「Aも俺の番号覚えてくれるの?笑」





そんな風に笑う裕太に、




私は本当の、


恋をした。

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設定タグ:キスマイ , 玉森 , 恋愛   
作品ジャンル:恋愛
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ぽる(プロフ) - ちゃんたまさん» ちゃんたまさん、こんにちは(o^^o)嬉しいだなんて…温かなお言葉、ありがとうございます。私もまた皆さんと繋がれたことが何より嬉しいです!今回は短編ではございますが、最後までどうか、よろしくお願いしますm(__)m (2016年8月29日 22時) (レス) id: 078b351485 (このIDを非表示/違反報告)
ちゃんたま(プロフ) - ぽるさんの作品また読めて嬉しいです!!続き楽しみにしています♪ (2016年8月29日 22時) (携帯から) (レス) id: f953fb9fa5 (このIDを非表示/違反報告)
ぽる(プロフ) - まる子さん» まる子さん、こんにちは(o^^o)一時、全く何も思いつかないという大スランプに陥り、本当に長らくお待たせしてしまったこと、心から申し訳なく思っています。この作品は短編で、今までで一番短い作品になるかと思いますが、終わるまでどうか、よろしくお願いしますm(__)m (2016年8月28日 17時) (レス) id: 078b351485 (このIDを非表示/違反報告)
まる子(プロフ) - お久しぶりです。昔からぽるさんの作品を読ませて頂いていて、新作とても嬉しいです!更新楽しみにしています!! (2016年8月28日 16時) (レス) id: 2d00cd19f1 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ぽる | 作成日時:2016年8月28日 11時

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