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「とにかく。
朱里さんには、会ってきます。
二人で話したいことには変わりはないし。」
速攻で
西「ついてく。」
そう言うたかに。
「ダメです。
約束の日。
西島さんは仕事ですから。」
西「わざと外せない仕事の日にしたんだ？」
「…はい。
私は、朱里さんとのことを
解決するのは。
私のマネージャーとしての…
最後の仕事だと、
思ってました。」
だけどまさか、こんなふうに
二人で話ができるとは思ってなくて。
「西島隆弘の未来は私が守る。
こんなことなんかで、
躓かない。
私のたかは、
こんなもんじゃないって
朱里さんに伝えてきます。」
西「なんかあったら、すぐ連絡しろよ？」
「はい。わかってます。」
西「私のたか、かぁ。悪くないな。」
そう言って嬉しそうに
ぎゅうぎゅう私の体を抱きしめてくる。
「ちょっとした、反抗…かな。」
西「は？」
「だって…ね。
私との現在進行形よりも。
実彩子さんとの過去のほうが、
たかの未来に影響があるなんて。
ちょっと、悔しい。」
腕の中からたかを見上げると、
耳まで赤くなってるたかがいた。
「もしかして…。照れてます？」
意外な反応に、
ちょっと驚く。
西「ねぇ、Aさん。」
「はい？」
西島「それって…俺を煽ってますか？」
「そんなつもりはありません…が…」
西「ぐっときたんだけどなぁ。
かなり。」
顔を近づけて
「赤いもんね…。耳まで。」
と言ってみる。
西「うわぁ、なんかムカつく！」
「きゃっ…わっ、ちょっと
たかっ！」
抱きしめられたまま、
たかがソファに仰向けに倒れるから
必然的に私はその上に乗っかってしまう。
西「見下されるのも、悪くないな。」
「もうっ。」
起き上がろうとした私の頬を
たかの手がそっと包んで、
すぐ後に唇に感じる熱。
西「どんどん好きになる。
Aのこと。
きっとこれからもずっと、
好きが増えるから。
覚悟、しといて？」
そんな言葉を
甘い声で言ったすぐ後に、
甘いキス。
覚悟も何も、
たかを好きになってよかったって
思ったばかりだよ。
二度目のプロポーズされた日は、
幸せで、穏やかな夜だった。
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由希(プロフ) - 読みました。6も楽しみにしてます。読んでて涙が出てきます、切ないです。早く隆弘くんに助けに来てもらいたいです? (2019年4月10日 22時) (
レス) id: 8944fa1049 (このIDを非表示/違反報告)
Takataka(プロフ) - 続きが気になって…お楽しみをありがとうございます (2019年4月10日 22時) (レス) id: e0f897fd84 (このIDを非表示/違反報告)
リリィ(プロフ) - 由希さん» ありがとうございます！続きは次枠でお楽しみくださいませ☆ (2019年4月10日 22時) (レス) id: 79af705402 (このIDを非表示/違反報告)
由希(プロフ) - 早速読みました、続き気になります、更新楽しみにしてます (2019年4月9日 23時) (レス) id: 8944fa1049 (このIDを非表示/違反報告)
リリィ(プロフ) - Takatakaさん» いつもありがとうございます！コメントいただけるとすごく嬉しくて励みになります！隆ヒーロー…隆弘っ！早く助けに来てね★ (2019年4月8日 21時) (レス) id: 79af705402 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：リリィ
| 作成日時：2019年2月25日 8時
