気品とは ページ20
『……って訳なんだけど、実際飽きないの？』
つぎの日。
聞いてみた。
ってことで、応接室なう。
今は昼休み。
書類整理中の雲雀の目の前でお弁当を広げる。
雲「…別に飽きないよ。」
飽きないらしい。
私だったら途中で放棄する。
『じゃあさ、いつ勉強してるの？』
雲「そんなのしてない。」
『』
はいキター。
天才肌発言。
何なのホントに。
この子は一般人舐めてるのかな。
『ホントに？』
雲「うん」
『マジで？』
雲「……君、しつこいよ。」
『…………。』
ねぇ、ちょっと一回六道転生してきて。
こっちはな！大学受験とか必死にやったんだよこの野郎！
泣きたい。
雲「………そう言えば。」
なんだよ何の自慢話ですか。
やっぱりガッツリ勉強してますとか言わないでよね。
『………なにー？』
雲「今度変な転校生がウチに来るんだけど。」
『変な転校生？
容姿が50代の中学生とか？』
雲「……違うよ。
何でも、イタリアからの帰国子女で…………」
『イタリア……帰国子女……？
獄寺ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ！！』
獄寺！やっと来たか！
色々順番おかしかったけど！
雲「………何でキミが転校生の名前を知ってるんだい…？」
！！
おっと………
うっかり口からでちゃったよ。
『それは………えー…と……』
沈黙。
『ま、前に私イタリア行ったでしょ？
その時に出来た友達がもうすぐ並盛に引越してく、来るってこの前言ってたから、さ！』
(汗)(汗)(汗)(汗)(汗)
雲「…ふぅん。」
何だその不服そうな顔は……
雲「君はどこのスラム街に観光に行ったのさ？」
ペラペラと獄寺の個人情報が載った紙をこちらに向けてくる雲雀。
そこに添付されている写真には………
ネックレスやらブレスレットやらジャラジャラ銀髪のお馴染み獄寺君。
治安の良い街で安全に観光していれば巡り会いそうも無い見た目だ。
……あ、ホントだ私の即興の嘘イタイいな。
いやまぁ本当にこの子は気品のあるお坊ちゃまだったんだけどね。
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アノイ(プロフ) - 白玉さん» はい！私なんかで宜しければ勿論！ (2014年12月29日 23時) (
レス) id: ae98bc0b7e (このIDを非表示/違反報告)
白玉 - アノイさん» あの・・・良かったら友達になってくれませんか? (2014年12月29日 21時) (レス) id: 6a896e68bf (このIDを非表示/違反報告)
アノイ(プロフ) - 白玉さん» いやいや、確かに結構更新サボってたんで(汗)逆にやる気を出させて頂いたので感謝してます！御指摘ありがとうございました！ (2014年12月29日 18時) (レス) id: ae98bc0b7e (このIDを非表示/違反報告)
白玉 - アノイさん» ごめん!!続きを気にするあまりヒステリックになってました。こっちこそすいません! (2014年12月28日 20時) (レス) id: 6a896e68bf (このIDを非表示/違反報告)
アノイ(プロフ) - 最純さん» さーせん！更新してきたよおおおおおおおお (2014年12月25日 19時) (レス) id: ae98bc0b7e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アノイ | 作成日時：2014年4月4日 14時
