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38話(出逢い編) ページ42
降谷side
彼女を家に送り届け安室名義の家に戻る
「まさかお礼を貰うとはな」
なるべく遅い時間には食べないようにしているがせっかく貰ったんだ食べるしかないだろう
僕にとっては少し遅い夕食を準備する
「いただきます」
彼女から貰ったセロリの漬物を口に入れる
「……美味いな」
好きな味だ、ただ漬けただけじゃないらしい
彼女が一度家に入って戻ってきたとき彼女1人だった
普通の親ならなら娘がお世話になったと顔を出すはずだが彼女との会話の中で両親の仕事上あまり贅沢しないと言っていた
ということは彼女の両親は共働きで多忙
あまり家に帰ってきてないのだろう
「あの家に女の子1人か」
食べ終わった頃にスマホが鳴る
風見からだ
仕事が早いな
そう思いながら通話ボタンを押した
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作者名:黒羽 | 作成日時:2019年5月11日 4時