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ストーリー104 ページ4

笠「おい黄瀬ェ!肉ばっか持ってくんじゃねぇ!」

黄「早いもん勝ちっすよ」

笠「歯キラキラさせんな!うぜえ!」

肉じゃがが出来上がり、あるあるですがお肉の争奪戦が起こっております。
まあ、牛肉ですしね。食べたいですよね。

笠「うんめぇ…。」

黄「あふっあふっ…、うんまー!」

あ「よかったです。」


少し煮込み時間が足りないかと思いましたが、大丈夫だったみたいです。

お2人がはふはふ と肉じゃがを頬張っているのを横目に、私も頂こうかとお皿に盛りつけます。

我ながらいい出来。なんて思っていると…


笠「…そういえば、なんでいるんだ?おまえ。」


ジャガイモを食べながら、笠松さんが私を見て尋ねました。

あ「あ、それは…」


笠「…つか、でけぇなジャガイモ。」

あ「あ、まるまる一個入れた方が美味しいかと思いまして。」

笠「たしかにウメェなぁ。うちのババアにもこうしろって言うか。」

あ「はい。おススメです。」


笠「…あれ?なんの話してたっけか?」

ジャガイモに夢中になっていた笠松さんが我に返り、先はどの質問に戻ります。

あ「なんで私がここにいるかって…」

笠「ああそうだった。…で、なんで?」

あ「夏のバーベキューで頼まれたのを作りにきたんです。」

笠「あのバーベキューで?そんなんあったか?」

あ「はい。あの謎の石投げ…糸こん長い…」

糸こんをよそおうと箸でつまんで上げると、1本だけちゃんと切られていなかった糸こんが現れました。

笠「あーそれな、俺もあったぜ。」

あ「もっと丁寧に切れば良かったです…。」

笠「おまえ今、暗に適当に作ったことを暴露しやがったな。」

私がしまった という顔をすると、笠松さんはやれやれ と呆れた顔で返してきました。


あ「…あれ?なにか話がずれたような…?」

またまた、脱線した話を戻そうとしましたが、こんどはうまく思い出せません。

笠「あ、そういえば…。…なんだっけ?」

そして、それは笠松さんもな様子です。


ぐぬぬ…と2人一緒に頭を悩ませ必死に思い出そうとします。



…あっ!

あ「思い出しました!石投げで…」

笠「ああそれか!石投げな!俺、水切りの最高記録13回だぜ。」

あ「えっ!凄いですね!私1回も跳ねたことなくて…」

黄「あんたら話進める気ないだろ!」

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作者名:14がすき | 作成日時:2018年2月13日 11時

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