大切な居場所３【青峰大輝】 (ページ22)

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ストーリー１２２ページ22

あ「…とりあえず、ここで…。」

私がまずみなさんを連れてきた場所は、いつの日にか大輝と涼太と来たクレープ屋さん。

あ「味は保証しますよ。」

根「……おれが、これに並ぶのか……？」

葉・実「「ぶふっ。」」

赤「根武谷、笑わせないでくれ。」

あ「根武谷さん、何事も経験ですよ。」

根「これは経験なのか…？」

とにかくみんなで結構な長さの列の最後尾につきます。

赤「A、味は保証すると言っていたが、来たことがあるのか？」

あ「あ、はい。大輝と涼太と一緒に…」

葉「ひゅー。男2人手玉にとるとかやるー。」

赤「なんだかんだ言って青春してるじゃないか。」

あ「ほぼ無理やり連れてこられましたけどね。」

まぁ、クレープはまったりと堪能しましたが。

そしてなんだかんだで話してたら、私たちの番がきて、みんなそれぞれに注文します。

私は前と同じやつです。

美味しかったんですよね、ほんとに。

あ「ん～、おいひぃ。」

根「幸せそーな顔して食べるな。」

赤「Aは、食べ物には目がないからな。」

実「可愛いわー♡。」

私の食べる姿をまじまじと見てる皆さん。

あ「あ、あの、は、恥ずかしいので…。」

葉「Aちゃんの照れ顔とかレアじゃね！？
ね、赤司！」

赤「そうだね。」

根「あ、おい！ソフトクリーム！」

いつの間にやらクレープを食べ終えた根武谷さんが美味しそうなソフトクリーム屋さんを発見。

…え、もう食べ終わったんですか？

実「あんた食べるの早すぎるわよ。」

根「あ？こんなの3口で食べ終わっちまうんだよ。」

確かに根武谷さんのクレープはもう無くなっていて…

……え、うちであれだけお昼食べてたのに……？

火神くんや大輝と同じくらい根武谷さんの胃袋に脅威を感じます。

……や、あの2人以上かも。