ストーリー116 ページ16
あ「…え、これってどうやって作ったんですか?」
桜「あ、これはですね…」
桜井くん’sお弁当の超絶技巧を伝授してもらっています。
まぁ、教えてもらってそれをするのかと言われたら、「う〜〜ん…。」てなるんですけど。
桃「桜井くーん!私にも教えてっ。」
そんな中、桃井ちゃんもこの話に参戦しにきたのですが……
あ・桜「「………。」」
桃「テツくんに愛情たっぷり弁当作りたいんだー!」
あ・桜「「………。」」
私と桜井くんの間になんとも言えない空気が流れます。
……いや、でも、だって、桃井ちゃんの料理の腕前では…
あ「…あー、その…、も、桃井ちゃんには、まだ早いかと…。」
桃「え?どゆこと?」
あ「えと…、あっ。その、私が教えるので、桜井くんからはそのあと習うのがいいと思いますよ。」
桃「うーーん…。
…うんっ、そだねっ!まずはテツくんの胃袋を掴まなくちゃ!」
しばらく考え込んだ桃井ちゃんでしたが、納得してくれたみたいで、私と桜井くんはほっと胸をなで下ろします。
火「…?どうかしたのか?」
すると、どこからきたのか火神くんが現れました。
桃「あれー?かがみん、叩いてかぶってじゃんけんぽん大会はいいの?」
火「うるせぇ!負けたんだよ!悪いか!」
あ「火神くん、桃井ちゃんに当たらないでください。醜いですよ。」
火「醜い!?」
そうですか、火神くん負けたんですか。
じゃあ、もうそろそろ叩いてかぶってじゃんけんぽん大会も終わりますかね。
…………憂鬱です…。
火「で?何話してたんだ?」
あ「桜井くんの料理技術が素晴らしいって話です。いい加減な火神くんとちがって。」
火「ほー、桜井が…って、一言多いんだよ!」
あ「ちらし寿司の海苔もまともに切れなかったじゃないですか。」
火「だから腹減ってたんだって!」
あ「知ってますか火神くん、そういうのは言い訳っていうんですよ。」
火「ああっ!?」
桃「ちょ、ちょっとカガミン、落ち着いてっ。
どーどー。」
火「俺は馬か!」
桜「すみませんすみません!!俺のせいですみません!!」
火「なんでテメェが謝ってんだよ!ひとつも関わってなかっただろ!」
桜「すみませんすみません!!」
火「うっぜえ!!」
129人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:14がすき | 作成日時:2018年2月13日 11時