ストーリー51 ページ1
あ「どうして、大輝がここにいるんですか…」
いつものごとくまこちゃんの学校に向かう途中、息を切らした大輝と桃井ちゃんに遭遇しました。
青「お前が危ない目にあったって聞いたから駆けつけたんだよ!」
危ない目…。
あ、もしかして、高尾くんが…?
ていうか、よりにもよってこの2人に情報が行くなんて…
あ「そんなに危なくもありません。大丈夫です」
桃「ダメだよAちゃん!いいように利用されて、その上ストーカー被害にあってるんだよ!?」
あ「みなさんに迷惑をかけるわけにはいかないので」
大輝はともかく、桃井ちゃんを危険に晒すわけにはいきません。
桃井ちゃんに被害が行くくらいなら、私が…。
青「…っ、なんだよ!高尾には弱音吐いたくせに、なんでもっとずっと長くいる俺には何も頼んねぇんだよ!」
あ「そういう問題じゃないでしょう」
それに、高尾くんに話したのは不可抗力と言いますか、まあそんな感じでしたし。
あ「とにかく、私は大丈夫ですから」
青「今までお前がそう言って1人で何とかしようとしても、ろくなことにならなかっただろうが!」
あ「大輝が関わった時も、ろくなことになりませんでしたけどね」
自分のこと棚に上げてよく言ったもんですよ。
青「なっ…!ああ言えばこう言うなお前は!」
その言葉、大輝にそのままそっくりリボンでもつけて返してやりたいですね。
まあでも、今はそんなことしている場合ではありません。
あ「…えーと、とりあえず今は時間がないので行きますね。話があったらまた後で」
青「あ、おいっ!A!!」
大輝のその声は無視して、ひとまず私はまこちゃんのところへ向かいました。
まこちゃんの機嫌が悪くなったら面倒ですからね…。
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美友 - いつも更新されてるかなって見に来てます。続き早く見たいので、更新頑張ってください。 (2018年1月14日 0時) (レス) id: e7a5b55c2b (このIDを非表示/違反報告)
makanyan - 続き早く見たいです! (2017年10月18日 8時) (レス) id: d834349331 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:14がすき | 作成日時:2017年9月21日 21時