私、今日から「忍たま」になります！～Part２～ (ページ32)

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第６０話入る委員会の段ページ32

転入早々、学園長先生の思いつきで始まった鬼ごっこが終わった翌日、私は放課後に学園長先生の庵に呼び出された。

『学園長先生、お呼びでしょうか』

学園長先生「うむ、入りなさい」

障子を開けると学園長先生とその隣に座ったヘムヘムの姿が目に入った。

庵に入り学園長先生の前で正座をして腰を下ろす。

『なんの御用でしょうか』

呼び出される事は何となく予想はできた。理由もね。だからそれに対してどうしようかなと思い授業中に考えてた。

そしたら、案の定、土井先生に集中しなさいって怒られちゃったけどね？だって、頭から離れなかったんだもん

学園長先生「昨日の鬼ごっこでAが入る委員会が決まると思ったんじゃが、逃げ切り決まらなかった。聞くが、Aはまだ、入りたい委員会は決まってないのか？」

『聞かれるだろうと思って考えました』

学園長先生「そうか！して、どうするんじゃ？」

『結局決めれなくて・・・だから思いついたんです！いろんな委員会の手伝いをする委員会、お手伝い委員会を作ればいいのではと』

学園長先生「お手伝い委員会じゃとな？」

『はい！私、色んなこと学びたいと思って、色んな委員会の手伝いをすればより多くの事学べると思うんです！ちゃんと活動したかも、お手伝いした日の委員会の委員長のサインをもらいます！』

ダメかな・・・？ちゃんと私なりに考えたんだけど・・・

学園長先生「よし！いいじゃろう、Aはお手伝い委員会に決定じゃ！」

『！！ありがとうございます！！』

こうして、私は新しくできたお手伝い委員会に入る事になった。

でも、委員会って言っても私だけなんだけどね？って事は必然的に私が委員長！一年生の委員長は初めてなんじゃないかな？

ちょっとワクワクするし嬉しい

その後、学園長先生に活動方法を説明し、最低の活動回数も決めることとなった。

因みに、当然の如く天井裏には委員長達が聞き耳を立てにやってきていた。

だが、誰も思わぬ結果になり、驚きからなのか全員揃ってポカンと口が開いたまま閉じなかったという。

学園長先生の庵をでた後、乱太郎達にお手伝い委員会を作り、その委員会に入る事になったと説明したらものすごく驚かれた。

そーいえば、顧問って誰になるんだろう？学園長先生？あ、でも、学級委員長委員会の顧問だし・・・んーーー・・・ま、いっか！なるようになるよね！