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転生9 ページ10

伏黒side



五条「____という事で、あそこにいるから仲良くね」





伏黒「わかりました」






そう言うと五条先生は何処かへと行ってしまった。







五条先生がさっき指さしたとこを見ると、女の子がキョロキョロしている。






俺と同じ1年生。






彼女がいる所へ向かう。







伏黒「あんたか。鎖城Aって。」





俺が後ろから声をかけると、彼女はゆっくりとこちらを振り返る。






茶髪の綺麗な髪をたなびかせながら





真っ赤な瞳が俺を捉える。







『…改めて、鎖城A。よろしく』









冷たい声。




それはまるで「これ以上は関わるな」とでも言われているようにも聞こてた。







その時







バタッ






伏黒「…は?!」






目の前にいる彼女は突然倒れた。







伏黒「鎖城ッッ!」








身体を揺すってもまるで人形のように動かない






もうひとつおかしな事が。






伏黒「……?」





顔がほんのり赤くなり、何故か少し笑っていた。






どういう事だ?熱でもあるのか?






伏黒「……とりあえず、保健室にでも」





??「君達。今日見学する1年じゃないか。」






突然、女性から声をかけられる。





凄いくまだが大丈夫だろうか






伏黒「はい。あ、あの…」






家入「私は家入硝子。ここで医師をしている。」





伏黒「家入先生。実はさっき、同級生がいきなり倒れてしまって…」






家入「じゃあその子おぶってついてきて。その子ベットで休ませるから」







そう言われて、俺は鎖城をおぶって家入先生の後をついて行った。

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作者名:さっちゃん | 作成日時:2020年11月12日 21時

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