好きになった弱み (ページ43)

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転生35 ページ43

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『…ぁ』

家入「お、目が覚めたか」

え

家入先生いるんだけど、もしかして呪術廻戦の世界に戻された感じ？？

家入「気分はどうだ」

『お陰様で。もうどこも痛くないです』

待ってよ。てことは私あの神の「解せぬ」を聞いて転生してきたの？

もっといい感じに戻そうよ。なんで最後の言葉が解せぬ、なんだ

気まぐれめ

家入「伏黒恵が毎日ここに来てたぞ」

『毎日…？』

家入「あぁ。驚く事にお前は2週間も眠ったままだったからな」

2週間？！

家入「まだ寝ていればいい。これから大変な任務があるそうだからな。万全の状態で行くといい」

『大変な任務って…』

五条「目が覚めたみたいだね」

家入「おい。お前は入ってくるなと何度言えばわかる」

五条「えー？僕教師だよ？大事な生徒が2週間も眠ったままだなんて心配するに決まってるでしょ？」

家入「その大事な生徒を遊びに誘って行くなんてどういう神経してるんだ全く」

『あのっ、五条先生』

五条「んー？どうしたの？」

家入「近いよ」

ペシッと軽く家入先生が五条先生の頭を叩く

『これからどういう任務が入ってくるんですか』

五条「最近はそこまでって感じかな。恵が1人でも余裕でこなせる任務だった。これから…ねぇ。ちょっとだけ怖ぁーい任務させちゃうよ？」

『怖い任務？』

五条「今週の木曜日」

家入「おいおい…今日はもう火曜だぞ？」

『怖い任務って、どんな…』

五条「両面宿儺って言ったらわかる？」

グッと肩を押されて私はまたベットへ戻された

『…まさかっ！』

五条「そのまさかだよ。2人には宿儺の全ての指を集めてもらうからね。1つはある学校の百葉箱に入れているはずだから簡単だと思うけど」

嘘でしょ？！今はまだ4月……アニメでは確か虎杖悠仁が6月頃に入学した筈…

ここも時間が狂ってるのか…

こんなベッドで寝てる場合じゃないじゃんか

『先生ッ！今から特訓を！』

五条「だーめ。最低、今日1日休んで。病み上がりなんだから、ね？」

『ｯｯ…！』

五条「Aは女の子なんだから」

『こういう時に女扱いしないでっ！！私には時間が無いの！！』

あ

言ってしまった

五条「時間が無い…？どういう事なのそれは」

家入「悟そのくらいにしておけ。本人が大丈夫って言ってるんだ。大丈夫だろ。それとも私の医療舐めてるのか」