好きになった弱み (ページ41)

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転生33 ページ41

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「お、目ェ覚めた？」

『…？？？』

あれ？ここどこ？？

「その様子だと俺の事覚えてなさそうだな」

…………

……………

『あーーー！！！小説の最初らへんに出てきた神？！？！』

「裏話やめろ」

そういえば私…自分にやられて意識失った感じ？？

『おい神！！こんなの聞いてない！！』

「うぉっ」

『どうしてもう一人私がいるの？！身体を奪ったってどういう事？！』

「落ち着け。今からその事を話す」

私は黙って話を聞くことにした。

「まず、原作道理には進まない。そしてもう1つ、お前が会ったもう一人の鎖状Aは本体の魂だ。」

『……は？2つともどういう事だよ…』

「最初に言ったのはそのままの意味だ。これからの未来を少し暴露するとお前の推しだと言った、伏黒恵は殺される。お前の本体にな」

『え…？』

めぐみんが……死ぬ…？

なにそれ

「今までの生活でおかしいと思った点はなかったのか？」

『……』

「はぁ……お前が学校見学の時いるはずだった乙骨憂太がいなかっただろ。それどころかお前が転生した"呪術廻戦"の世界には乙骨憂太は存在しない事になっている」

…確かに

あの時思い出せなかったけど、乙骨君とは1度も会ってない…

『…あいつが本体の魂って話は…どういう事…』

「お前が現実の方で亡くなる前、俺とお前は会っていた」

また意味分からんこと言ってるこいつ

会ってた？なにそれ

「お前が受肉する前。本来死んだやつにお前を受肉しなければいけなかった。それが神の掟だからだ。だがお前の本体は"心"が死んでいた。」

『こ、ころ？』

「そうだ。奴は親からの酷い虐待を受けていた。そしてあいつ本体は俺に願った」

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「この身体は貴方に差し上げます。神様本当に貴方がいるのなら、この地獄から解放してください」

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『親って…あいつが小さい時に亡くなったんじゃ…』

「いや、お前の本体が15の時に自分で殺した。親から解放される為にな」

そんな…

私このままじゃバットエンドじゃん

せっかく転生して推しに逢えたのに、こんな運命とかある？

あんまりだよ

『めぐみん…恵はいつ死ぬの』

「丁度、虎杖悠仁と宿儺の指を取りに学校で呪霊と戦ってる時だな。その時夏油傑とお前の本体が伏黒恵を殺す」