文豪達の姉ですが何か？？【短編集】

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織田作之助
「助け……られなかった」済まない。俺が弱いばかりに姉さんを……大切な家族を殺されて俺も甘くいられるほど強い人間じゃないんだ。こんな俺を嫌ってくれも構わないが報いを受けさせないと気がすまないんだ



立原道造
「逃がす訳無いだろ！！」異能で自害させる事に成功したが、姉さんはもう……兄も失ってなんで姉さんも失わなければならないんだよ！！姉さんはただ慎ましく生きてただけなのに、こんな事はあんまりだ



フョードル
「……僕とした事が動揺して取り逃してしまいました」姉というものは僕には不可欠な存在だったのですね。失って初めて気付きました。偶々殺されたのでしょう。さぞ無念でしょうから僕がその無念を晴らしてあげます



ニコライ
「そういう冗談は……心臓に悪いよ」認めたくなかったけど冗談でも何でもなかった。今出てる血もその止まっている心臓も現実だった。さっきの子殺してからまた戻ってくるから、ちょっと待っててね



シグマ
「姉さん！！」嘘だろ……姉さんが殺された…？先程の子に。私の唯一の家族が。許さない。絶対に許さない。姉さんの仇は何としても討つ！！



ルーシー
「嫌、嘘だと言って！！」姉さんが死んだ？なんでこんな事に。あの子……アンの部屋に閉じ込めて一生出られない地獄に落としてやる



綾辻行人
「……無念、だよな」姉さんは偶々殺されたのにすぎない。だから何もしてない。ただの被害者だ。その無念俺が晴らしてやる



条野採菊
「心音が……消えた…？」身体も冷たい。死んだ……私の許可無しになんでいなくなるんですか。あの心地良い心音はもう聞けない。分かってます。ちゃんと職務は全うします。ですが……もう少し姉さんの傍に……



末広鉄腸
「ね、姉さん…！」もう、死んでる。俺は守れなかったのか。守るべき無辜の民以前に1人の家族を。これが現実か。感傷に浸るのは後だ今は殺した犯人を捕まえなければ

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