文豪達の姉ですが何か？？【短編集】

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織田作之助
「ついていい嘘とついてはいけない嘘の区別ついているか？」その様子だとついていなようだな。自身を守る嘘位なら大丈夫だろうが自身を誇張する様な嘘は姉さん自身の命を危うくするぞ



立原道造
「あんまり嘘は良くないと思うぜ」嘘でも信じる敵は沢山いるだからつきすぎると嘘が独り立ちしてありもなしない事実になるんだよ。そんなんで狙われる姉さんも嫌だろ


フョードル
「姉さんは僕を楽しませる嘘をついてくれますね」でも僕以外の前ではつかない方がいいですよ。姉さんの嘘を見破れるのは僕だけだと覚えておいてください



ニコライ
「う〜ん。やっばり姉さんに嘘は似合わないよ」全然ついてもいいんだけど僕の前だけでは辞めて欲しいな。僕だって姉さんの前では真実しか話してないんだし。ね？



シグマ
「私は嘘を見破れる程の力量は無いから正直辞めて欲しい」私だって威厳を保つ為に殆ど嘘で塗り固めてる。でも姉弟なんだしありのままでいたいなって思って



ルーシー
「姉さんはあたしがそんなに信用ならないの？」見栄を張る為に嘘をついてるのは分かってるわよ。でもあたしはそのままの姉さんと一緒に話をして傍にいたいのよ



綾辻行人
「あまり嘘を大きくしすぎるるなよ」嘘と噂の伝わる速度は驚く程に速い。おまけに何処かで捻れる。変な輩に目をつけられたくなければ自重する事だな



条野採菊
「今の話大方嘘ですよね？僅かに心音が高くなりました」嘘をつくことは悪いことでは無いですよ。しかし、私のように心音で判断する者もいれば僅かな表情で分かる者もいるのですから事実と離れすぎた嘘はあまりよくありませんよ



末広鉄腸
「今のは、嘘、だよな？」矢張りそうなのか。姉さんの表情がほんの一瞬動いたからそう思っただけだ。悪を斬る者としては、あまり好ましくないから辞めて欲しい

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