文豪達の姉ですが何か？？【短編集】

世界中を支配しようとしたら(灯燈様) ページ5

中島敦
「まぁ確かにこんな世の中嫌になるかもしれないけど僕は姉さんと共に生きてられるだけでも嬉しいからそんな考え捨てよ？」嫌なことばっかで限界きちゃったのかな？いつも姉さんに助けて貰ってるんだ次は僕が助けないと！！



太宰治
「生きるのが辛くなったのかい？なら私と心中はどうかな？姉さんなら大歓迎だよ」死ぬのが嫌なら生きるのを手伝ってあげるさ。でも何処ぞの薄汚い鼠みたいな考えは気に食わない



江戸川乱歩
「馬鹿なの？そんな馬鹿な事考える暇あるなら依頼入ってるから行くよ！」本当姉上って馬鹿だよね！僕がいるんだから不安なことあるなら言えばいいのに。僕が解決してみせるのにな！！



泉鏡花
「私はお姉ちゃんが隣で笑ってくれるだけでいいから変な事考えるのはやめて」じゃあ、明日クレープ食べて色々な所お姉ちゃんと行きたい。それでも考えが変わらないならまた方法を考える



谷崎潤一郎
「そういうの良くないから一旦ストップ！！」止めれたけどここからどうしよう……これは絶対よくないことなんだ！だから止めて正解なんだよ！もうどうにでもなれ！！



宮沢賢治
「不安なことこがあるなら僕が相談に乗りますよ！」だからそんな暗い考えはやめにしましょう！今日は僕の奢りで何か食べに行きましょうか！！何がいいですか？



国木田独歩
「与謝野先生に診てもらうか？」馬鹿な事を考える程強く頭を打ったのか……矢張り与謝野先生に診てもらうべきだな



与謝野晶子
「心の病気を甘くみちゃいけないよ。姉さん」こんなになるまで放置して。こりゃー治すの大変だよ。いいかい？暫くは書類作成しかやっちゃダメだよ



芥川龍之介
「主に頭の部分を打ったのか？」世迷言を言い出し始めた。本格的に頭の病気かもしれん。元医者である首領に診てもらった方がいいのかもしれん



中原中也
「オイオイ、頭打っちまったのか？大丈夫か？」何を言い出すかと思えば、頭おかしいこと言い出しやがって。あのクソ野郎の瘴気にあたりすぎたんじゃねえだろうな！？



尾崎紅葉
「ちと、首領殿に診てもらうとするかのう」首領殿にも姉様を触らせたくないのじゃがことは一刻を争うから仕方ないの



夢野久作
「面白そうだね！！僕もやりたい！」じゃあ、まずは手始めに近くにいる邪魔な奴から殺そうか。僕がやるからお姉ちゃんは見ててね！

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