文豪達の姉ですが何か？？【短編集】

感情が壊れた(白狼様) ページ31

独自解釈なんですけど人形みたいになってると思ってください


中島敦
「姉さんあそこ好きだったよね？じゃあ今から行こうか」速く元の明るい姉さんに戻ってほしい。だから姉さんが好きだった所とか思い出ある場所に連れていけば元に戻るはず



太宰治
「ゆっくりでいい。少しずつ感情を取り戻していこうか」辛い事があったら真っ先に私に相談するんだよ？大丈夫。私は例え世界が姉さんの敵でも私だけは味方だからね



江戸川乱歩
「何処に行くって？決まってるじゃないか！姉上が行きたい所だよ！！」姉上は何処に行きたいの？遠慮なんてしちゃ駄目。今は姉上が我儘を言う番！僕は速くいつも通りの姉上に戻って欲しいの！！



泉鏡花
「今はお姉ちゃんが私に甘える番。なんでも言って」私はお姉ちゃんの助けになりたいの。今までお世話してくれた分今度は私がする番なの。それに速くもどってほしいし



谷崎潤一郎
「迷惑じゃなかったら僕に姉さんが戻る手助けをさせて欲しいな」僕達がちょっとでも裕福に暮らせるように今まで頑張ってきたのはナオミも僕も知ってるよ。その分辛かったんだよね。せめて戻るまでは僕達を頼って？



宮沢賢治
「もしかしたら故郷の空気を吸ったら戻るかもしれませんね」一理あるかもしれません！善は急げと言いますから今すぐ行きましょう！！姉さんは僕の手を握ってるだけでいいですから



国木田独歩
「少しは俺を頼ってくれ」姉さんの信頼を勝ち取ってたつもりだったがとんだ早とちりだったらしいな。今後何かあったら俺を頼れ。頼むから1人で抱え込まないでくれ



与謝野晶子
「医者の前に1人の家族としてあたしはそんなに信用ならないかい？」姉さんに信用されてなかったあたしを殴りたいよ。こうなっちまったのはもうどうしようもない。あたしが何としてでも姉さんを治してみせるよ



芥川龍之介
「銀を連れて何処か行くか…」姉上の異変に気づけなかった僕らにも原因がある。ならば治るまで姉上の傍にいるのが当たり前だと思ったわけだ



中原中也
「ここ、姉さんが好きな店だろ？」何時も幸せそうな顔してここの物食ってただろ？好きだけ食え。そんで、俺に何時もの姉さんの笑顔を見せてくれ



尾崎紅葉
「姉様が大好きな茶と和菓子なのじゃが……」どうすれば元に戻ってくれるのやら。いっその事原因自体を叩けば戻るのかのう？あまり過激な事をしては後に怒られるから先ずは穏便にするのがよかろう

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