文豪達の姉ですが何か？？【短編集】

弟を殺そうとしたら(灯澄様) ページ3

中島敦
「なんでいきなり刃物なんて向けるの…！？」もしかして誰かに操られてる？そうならば速く解いてあげないと！！



太宰治
「操られているのかい？安心したまえ今解除してあげるさ」一件落着。一体姉さんにこんなことしたのは誰なんだい？なるほど。合点がいったよ。今から潰しに行く



江戸川乱歩
「僕を殺そうなんて100年速い！！」太宰の異能で解除。何時もの姉上おかえり。面倒臭いこと持って帰ってきた罰として1週間付きっきりね！



泉鏡花
「くっ……強い」お姉ちゃんも元暗殺者だから強い。何とかして気絶なりさせないと、元に戻せない。私にもっと力があれば！



谷崎潤一郎
「危なっ！ち、ちょっと姉さんどうしちゃったの！？」姉さんは僕を殺そうとするはずない……って事は操作系の異能？た、大変だ！！速く太宰さんに解除してもらわないと！！



宮沢賢治
「刃物を振り回すと危ないと教えてくれたのは姉さんですよ？」ふぅ、もうちょっと反応が遅れてたら刺さってるところでした。取り敢えず気絶させましたがどうすればいいでしょうか



国木田独歩
「敵の異能か……厄介なものを持っち込みよって」こんなことで太宰に借りを作りたくないが姉さんの事がかかってるんだ腹をくくれ



与謝野晶子
「おっと、それは危ないから没収だ」凶器を奪えた所までいいがここからどうしようか。生憎太宰は外出中だ。手術台にでも帰ってくるまで縛り付けておくか



芥川龍之介
「姉上でも僕は殺せぬ」我が姉ながら敵の異能にかかるなど情けない。操ってる輩を早急に殺してくる。それが終わってから説教だ



中原中也
「その動きイイねぇ。だが隙だらけだ」姉貴も所詮まだまだってことだな。異能者殺してくるからしばらく寝てな



尾崎紅葉
「目を見れば分かる。操られておるの」姉様がわっちを殺そうとするはずなかろう。どこのどいつじゃ。姉様をこの様な目にあわせおって。タダじゃおかぬ



織田作之助
「そんなもの持ってたら危ないぞ」操られているのか。暴れられても面倒だ。気絶させて太宰のもとに運ぶか



夢野久作
「お姉ちゃんが僕を傷つけた！！」なんでこんなことするの！僕が何かした？謝るからもうやめて！！お姉ちゃんに傷つけられるのは痛い！！



立原道造
「後一歩金属操作遅れてたらあの世行きだったぜ」しかし、姉さんどうしちまったんだ。怒らせても本気で殴ってはくるが刃物は持ち出さなかったのに

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