馬鹿なやつ ページ16
安元side
後輩達と飲みんでいる間も、あゆかの事が頭から離れなかった。
いつもと違った気がしてならなかった。
安「ただいまー、あゆか？」
いつもならまだ起きている時間なのに、返事がない。
リビングは電気ついているしな……ゲームか？
安「おーい、あゆかって酒くさっ!!」
確かにリビングにいたけど、薄暗い中で大量の空き缶、空き瓶が転がっていた。
あゆかは、背を向けていて顔が見えない。
安「飲みすぎだって、水飲めるか？」
『っ……んで』
安「ん？」
『……んで、なんであの子の匂いがするの？』
ペットボトルを持って隣に座ると、半泣きで呟かれた。
あの子……あぁ、あいつか。
やっぱり、スタジオでの事気にしてたのか。
『もう……飽きた？』
安「はぁ？」
『可愛くない、若くもない、愛想もない……飽きた？あの子の方がお似合いなのは分かってるの……けど、』
必死に涙を堪えながら、あゆかは言葉を紡いだ。
大きな体を必死に小さくして、膝に顔を埋めて肩を震わせている。
安「あゆか、勘違いしてるからな。あいつがいたのは、他のやつが誘ったからだ。スタジオであんなことがあったのに、隣座ることになって断れなくてごめんな。」
あゆかは、そのままの体制で首をふる。
安「あゆかに飽きるなんてねぇから。ごめんな、1人にして。」
また、首をふった。
『……ほんと？』
安「嘘つかねぇよ。ほら、こっち向け。」
『ん』
恐る恐ると言った感じで、顔を上げた。
真っ赤になった目、涙に濡れた頬。
安「ほら、おいで。」
『……うん。』
両手を広げれば、それこそ恐る恐る近づいてくる。
たまらなくなって、だき寄せれば俺の背中にも腕が回って、きつく抱きしめられる。
不安定になったあゆかは、これが一番落ち着くんだ。
『呆れた？』
安「いーや、馬鹿なやつとは思ったな笑」
『ごめんなさい……』
安「ほら、風呂入るぞ。」
『うん。』
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よーちゃ - 結婚まで見たかった(´･-･`) (2020年11月5日 0時) (
レス) id: 7a328d411f (このIDを非表示/違反報告)
ゆうちん(プロフ) - 、さん» 再三申し訳ありません。指摘有難いお言葉感謝します。ルール違反申し訳ありません (2018年8月19日 21時) (レス) id: 343abc7323 (このIDを非表示/違反報告)
、 - 二度目ですので次は違反報告させて頂きます (2018年8月19日 20時) (レス) id: 0ac3be1acc (このIDを非表示/違反報告)
、 - オリジナルフラグちゃんと外しましょう。違反行為です (2018年8月19日 20時) (レス) id: 0ac3be1acc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆうちん | 作成日時：2018年8月19日 19時
